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アスペルガー夫の特徴と対応策ブログ

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私も既婚アスぺルガーです

はじめまして。
とても簡潔で分かりやすいまとめでした。
エピソードも自分と似たような点があり、参考になりました。
アスペルガーの特徴は強みにもなれば弱みにもなると思いますが、
定型発達の方々がマジョリティの世界では生きづらい事も間々あります。
同じ既婚者としてお伺いしたいのが、
貴殿はお子様をつくるお考えはありますでしょうか(授かりものではありますが)。
アスペルガーは遺伝性も強いと聞きます。
正直非常に不安があるところです。

【まとめ】アスペルガー夫である私の特徴

私、神谷奏六は34歳で医者からアスペルガー症候群だと診断されました。





私には妻がいますが、妻はアスペルガー症候群(アスペルガー障害とも呼ぶ)などの発達障害のない人、いわゆる「定型発達」と思われます。

このブログではアスペルガーの考え方を妻や、同じくアスペルガーを家族に持つ方がより理解して、よりよい家庭作りに役立ててもらうことを目的に、アスペルガーの人はどんな時にどのように考え、どのように行動するのかをアスペルガー本人が書くブログです。

そして、私がアスペルガーであることが判明したのはつい最近であり、私たち夫婦もまさにこれからアスペルガーについて勉強し、正しい対応策を身につけ、家庭環境を改善していく記録にしたいと思っています。

<<<目次>>>

0.私たち夫婦の紹介
1.アスペルガー症候群とは
2.私に当てはまるアスペルガーの特徴
<私の幼少期からのアスペルガーの特徴>
(1)落ち着きのなさ
(2)社会性の障害
(3)コミュニケーションの障害
(4)固執・狭い範囲への深い興味
(5)その他
<私の幼少期からのアスペルガー・積極奇異型の特徴>
<私の大人になってからのアスペルガーの特徴>

0.私たち夫婦の紹介

夫:神谷奏六(アスペルガー症候群)
2017年3月時点で34歳・無職(ニートです)

妻(定型発達)
2017年3月時点で28歳・無職(ニートです)

子ども:2017年3月時点でまだなし

参考:私たち夫婦の紹介はコチラ

私たちは2014年に結婚し、2015年まで夫婦共働きで働いていましたが、貯金はあるのにあまりにも忙しく、ストレスはマックスでした。

そこで2016年からは夫婦の時間と趣味の時間を取るべく、二人とも仕事を辞めてニートになり、二人でやりたいことをやる時期にすることにしました。

このとき、挑戦したかったことの一つがアスペルガー症候群への対応でした。

まず私がアスペルガーを初めとする発達障害の診断を行える診療内科医に行ったところ、1時間ちょっとくらいの問診を経て「アスペルガー」との通達を受け、「まずはアスペルガーについて旦那さんと奥さんが本を読んで理解して下さい。」と医師に言われました。

そこで、アスペルガー症候群についての勉強を夫婦で始めました。

アスペルガーについて医者に診断をしてもらう方法と私の体験談はコチラ

アスペルガーについてセルフチェックする方法はコチラ


1.アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群の人は脳の障害が原因で、「言語能力や知能には発達の遅れがないにもかかわらず、相手の気持ちを読んで行動することが苦手で、変わった形の人付き合いやコミュニケーションを取り、固執(反復的行動と狭い興味)が見られる」というタイプの発達障害の一つです。

参考:アスペルガー症候群の詳しい説明はコチラ

相手と自然と強調して動作したり、言語障害はないのに相手の気持ちを想像してコミュニケーションをとったり、特別な領域への果てしない興味が現れることが特徴です。

ただし、アスペルガー症候群の行動パターンは人によってかなり変わります。

アスペルガー症候群の子どもでも友達との交友に積極的な人もいれば、敢えてそれを避ける子どももいますし、おしゃべりなタイプもいれば寡黙なタイプもいます。

更に、大人になるとその行動パターンは更に様々な変化を遂げます。

したがって、上記に書いたような行動パターンは、あくまで出やすい特徴の例だと考える必要があります。

参考:アスペルガー症候群の詳しい説明はコチラ




2.私に当てはまるアスペルガーの特徴

アスペルガー症候群の特徴は人によってかなりバラバラですが、私は以下の特徴が当てはまっています。

<私の幼少期からのアスペルガーの特徴>

(1)落ち着きのなさ

・赤ん坊の頃からよく泣く

母によると、私は小さい頃からよく泣く子だったようで、幼稚園でもよく泣いていた記憶がありますし、家ではほとんど毎日泣いていた記憶があります。

小学校時代には家族で行きつけの蕎麦屋に行った時、蕎麦屋のおっちゃんが特別に蕎麦におにぎりをつけてくれると言われた瞬間、悔しさや、悲しさなどの様々な感情がこみ上げて来て涙が止まらなくなり、蕎麦も食べずに一人で歩いて家に帰ってしまったこともあります。

参考:よく泣く私が蕎麦におにぎりをつけてもらったことで大泣きしたエピソードはコチラ

・じっとしてられず、落ち着きがない

小学生位から、私は授業中におとなしくしていることができず、いつも騒いでいました。

小学校時代の同級生からは、その後「いつもうるさかった」と言われていますし、通知表にも「落ち着きに欠ける」「もう少しじっくり考えて判断してもよい場面が見られた」という先生からのコメントが残っています。


・単純で無意味な行動や所作を繰り返す

私は小さい頃から癖の多い子どもでした。

爪を噛む、髪の毛をいじる、骨をポキポキならす、ペンを回す、歯を鳴らす、鼻を鳴らすなどの癖を一日中延々やっていることが多かったですし、今も多いと思います。

・書いたり話したりするよりも聞くのが苦手

仕事をするようになってから、仕事でのミーティングではだいぶ聞くことができるようになりましたが、大学生までは聞くことは話すよりも圧倒的に苦手でしたし、今でも長い話を聞き続けるのはかなりの苦痛です。

そもそも「雑談で話を聞く」ということが大事だということが今でもあまりわかっていませんし、テレビのワイドショーなどのコメンテーターの話を聞き続けるのも苦手です。

小学校時代の通知表を見ると「人の話をじっと聞くことができない。」「友達の考えもじっくり聞くことができるとよい」というコメントを残っています。

参考:雑談で相手の話を聞けない私のエピソードはコチラ

・部屋は散らかっている

小学生になり、自分の部屋ができてからも部屋は比較的ずっと散らかっていました。

小学校の頃は母親からは毎日のように「部屋を片付けなさい」と言われていた記憶があります。

大学生になり一人暮らしをした際は、自分ではそこまで部屋が汚くしているつもりはないのですが、遊びに来た友人からは「片付けろ」とよく言われていました。

・寝付きが悪い、寝起きも悪い

私は小学校くらいの頃から大学生くらいまでずっと、寝付きが悪かった記憶がありますし、寝起きは小学生の頃から社会人になるまでずっと悪かったです。

高校や大学では遅刻はしょっちゅう、社会人になってもかなりの頻度で遅刻していました。


・よく腹を立てる、いつもイライラしているように見える

小さい頃の思い出では納得いかないことに対してイライラしていた思い出がかなり多いですし、妻いわく今でも「すぐに不機嫌になる」そうです。

これはアスペルガーの夫のかなり典型的な特徴です。



・声の大きさが調節できない

私は元々どちらかというと声や笑い声が大きい方ですが、議論になったり、口論になったり、自分の主張をどうしても伝えたい時にかなり大きな声になります。

近所迷惑になりそうなほどの大きな声を出していることもあるそうです。

私はそれをその場で自分で気づけたことはありません。
声が大きかったことを指摘された時、「そう言えば、あの話をしていた時、けっこう声を張っていた気がする。」と思うくらいです。

言われればそこから声の大きさを直すことはできるので、例えば飲み会の時に大きな声を出していたことを翌日に言われた時は「だったらその場で言ってよ。直すから。」というように思います。

・字が汚い

私は今でも自筆の字がかなり汚く、自分でも後で読んだらあまり読めないような字を書きます。

小学校の通知表でも「文字を書く際に、上手であるのに乱暴に書くことが多かった。」という先生のコメントが残っています。

ちなみに、私は書道は五段を持っていて、今でも丁寧に毛筆を書く際は上手な方です。

書道は毛筆の扱いに慣れている人がそもそも少ない上に、先生のお手本を真似して綺麗に書いたり、頭の中で描いた理想の文字を紙に描く作業なので、意識してやろうと思えば綺麗に書けますが、普段の文字はそんなことを意識しないのでめちゃくちゃです。

小学校の通知表には「自分の考えを話したり、自分の考えと友達の考えを比較することもできるが、ノートにまとめる段階になると意欲に欠ける」とありました。


(2)社会性の障害

・相手がどう考えているかには直感ではわからないし頓着しない

「相手がこれをされたら嫌だって、なんでわからないの?」というのは小学校時代から先生によく言われていたことですし、今でも「自分がされて嫌なことは相手にもしない」というのはわかるのですが、「これをされたら嫌だ」というのは直感ではほとんど全くわかりません。

わからない上に、興味がないので、小学生がよくやる悪戯をしたり、よく女の子を泣かせたりしていました。

参考:嫌がらせを平気でやる私のエピソードはコチラ

・悪気はないのに相手が傷つくことを平気で言う

これも小さい頃から学校ではよく言われていました。

特に男子に対しては身体的特徴についてや、(自分が高い点数を取れた)テストの点数を、点数が低かった友達に対して自慢するなど平気で友達を傷つけることを言っていました。

・周囲からどう思われるかよりも、真実や自分の流儀・感性・理屈を優先する

私は20代くらいまで「自分がどう思われるかよりも、真実・主義・自分で信じる理屈を重視する」と考えていましたし、この考え方は癖というよりも、そうすべきとすら思ってきました。

仕事を通じてだいぶ相手の感情についても考慮するようになったと思いますが、これは今でもかなり苦手ですし、心の底では相手の感情が大事だという点にあまり納得できていない部分があります。

小学校の時には、クラスに転校して来たおでこの広い女の子のおでこの広さを定規で測り、その長さをクラスで公表してまわった結果、転校そうそう学校に来なくなってしまうという事件も起こしましたが、その時も相手がどう思うかは全く考えられていませんでした。

参考:おでこが広い転校生のおでこを測り、登校拒否に追い込んだエピソードはコチラ

・相手が腹を立てていてもなぜ腹を立てているのかがわからない

これは今でも相手が腹を立てている時に、その理由がわからないことは数多くあります。

その理由がアスペルガーと定型発達の夫婦にありがちな、「気持ちの通じ合い」「お互いの心の理解」などについて腹を立てている場合は特にわかりません。

また、私の言動について相手が腹が立っているときは何が問題だったのかがわからないことが多いです。

これも仕事をしていた時は苦労しましたが、直感ではわからなくても「こう言ったら怒られることが多い」という経験値を積むことによって頭で理解して少しずつ対応できるようになっていきました。

相手が腹を立てている理由がわからない私のトラブルエピソードはコチラ

・空気が読めない

幼稚園や小学校では、その場に適切でないことを発言し、先生から指摘されることは多くありましたし、社会人になってからもミーティング、会議などで発言した発言は「また空気読めてない発言したね。」と指摘されることは結構ありました。

これは職場での会話を続けることによって少しずつ改善することができるようになりましたが、それが出来なかった頃は「自分は鋭い視点を持っていることを知ってもらう方が、みんなの意見に同調することより大事だ。」と思っていました。

私の空気が読めないエピソードはコチラ

・空気を読むつもりもない

会議で反対意見を言う時、私は「みんなで合意した結論が出ることよりも、本当に重要な点について指摘する方が大事だから、空気は関係ない。」と思っていました。

今では「KY(空気読めない)」という言葉に対するアンチテーゼとしての考え方はけっこう出ていますが、私も今でもどちらかというと「空気を読んではいけない」という考え方を持っています。

アスペルガーの人が「空気を読んではいけない」とすら考えてしまう考え方はコチラ

・直感で判断できず、判断は全て知識と経験をもとに下す

私は妻や友人やクライアントや部下とどのように接するか、会議で何を発言するかという点については直感で判断できたことは今までほとんどありません。

直感で判断しても失敗するばかりなので、大事な場面での発言や行動は全て知識と経験をもとに「何を言うべきか」「どう行動すべきか」を決めることにしています。

したがって、知識も経験もないシチュエーションでは発言や行動で失敗することが多いです。

直感で判断できない私の失敗エピソードと対応策はコチラ

・複数人で買い物や観光に行っても自分のペースで一人で先に歩いていくことが多い

今でも妻や友人らと複数人数で買い物や観光に行った際は、一人で先に歩いて行ってしまうことが多いです。

かつて妻が、私の誕生日プレゼントのゴルフクラブを一緒に選びに行ってくれるということがありましたが、その際もほとんど私は一人で先に歩いて行って買い物を終えてしまい、妻が半泣きになったことがありました。

私の誕生日プレゼントの買い物で妻を置き去りにした私のエピソードはコチラ

・周囲から親しい触れ合いを求められても拒否してしまうことがある

それまでも仲良くしていて、更に仲良くなるシチュエーションがあると、それをわざと拒んでしまうことが昔からありました。

私の場合、小学校の時、授業で「では、今から2人ペアを組んでください」というような授業で、いつもペアを組んでいる仲のよい友達から「今回もペアを組もう」と言われた際、突然「また、お前?」と言った記憶があります。

親友とペアを組むのを突然拒否した私のエピソードはコチラ

・体験を共にした相手に愛着や絆を感じるが、その環境から外れると途絶えがち

アスペルガー症候群の人は仲の良かった友達がいても、学校を卒業すると一切疎遠になってしまうことが多いそうですが、私もその傾向があります。

環境が変わっても会うのは、友達が私を飲み会に誘ってくれた時くらいで、誘われれば行くのですが、私から声をかけることはほとんどありません。

・友人を求める気持ちも希薄

仲間との仲を悪くしたい気持ちはないのですが、親友を求める気持ちは昔から少ないです。

私の中では「『自分がその時に興味のある分野』について、深い話ができる仲間がいることで、そのとき自分を幸せにできる」という考え方はありますが、自分の興味が他に移ったらその話ができる友達と連絡が取れなくても苦痛はありません。

友人を求める気持ちが希薄な私の友達に対する考え方はコチラ

・自分の気持ちが本人でも自覚できず、癇癪という形で爆発させる

私は何かが起こった時の自分の気持ちについて、よくわかっていないようです。

特に自分の中にマイナスの感情が入っている時はほとんどの場面では不快、いらだち、悔しさなどの複数のマイナスの感情が混ざっているので、どう説明したらいいかわかりません。

自分の感情が伝えられない私の頭の中はどのようになっているかの話はコチラ

・理屈っぽいことは雄弁に語っても、気持ちをさりげなく表現するのは苦手

私は経営コンサルタントでしたので話すことは得意ですし、司会やスピーチで盛り上げるのも得意です。

しかし、自分の気持ちを妻などに伝えるのはかなり苦手です。

・難しい知識は豊富でも誕生日に何をプレゼントしたらいいかはわからない

私は人にプレゼントを渡して喜ばれた記憶はほとんどなく、プレゼント選びはかなり下手な方だと思います。

妻からも「センスがない」と言われたことがあり、それ以来、私たち夫婦の間ではプレゼントは事前に選んだ物を買うことになり、助かっています。


・そもそもプレゼントの価値(愛のしるし)がわからない

定型発達の人は「プレゼントは欲しいものをもらえることに価値があるのではなく、自分のことを思ってくれているという愛のしるしがプレゼントの価値なのだ。」という考え方をしますが、私やアスペルガーの人は「愛のしるし」の意味がわかりません。

「相手が喜ぶもの」がわからない上に、「愛のしるし」の価値もわからないので、プレゼントを贈るという行為はなるべく避けたい行為です。

誕生日プレゼント選びについての私の苦労エピソードはコチラ

・「心と心が通じ合う」という感覚は一度も感じたことがない

これは今でもどういう心理状態かが全く分かりません。
もちろん定型発達の人が重視するこの感覚が、重要だという理由もわかりません。

・気持ちに関する話し合いが大事だとも思わない

アスペルガーの人は「相手がどういう気持ちになったか」ということがわからないだけでなく、興味もないので気持ちに関する話し合いは無駄だと感じている人が多く、私もその一人です。

妻と話をしていても「こういう風に思ったんだ。」と言われても、「どう思ったかが知りたい。」と言われても、その話し合いは無駄だとずっと思っていました。




(3)コミュニケーションの障害

・言葉の裏がわからず、相手が口にした言葉を額面通りに受け取る

私は小さいころから相手が口にした言葉をそのまま受け取る傾向がありました。

岡田尊司の著書「アスペルガー症候群(幻冬舎)」の中では「怒られて黙っていると「ウンとかスンとか言え」と言われたので、「スン」と答えたら、不真面目なやつだと余計怒られたという話がある」という例が紹介されていますが、私はこれと全く同じやりとりを小学校の時に先生とした記憶があります。

そのときは、よく怒られていた時期だったので、先生に何か言い返したい気持ちがあったのを覚えています。

また、妻との話している時も言葉の裏がわからず、言葉は額面通りでしか受け取れません。

・口から出るすべての言葉がいつも本心であり、裏の意味は一切ない

進化論で有名なダーウィンはアスペルガーの特徴があると指摘されていますが、ダーウィンの奥さんはダーウィンについて「今まで会った誰よりも素直で、隠し事のできない人です。口から出るすべての言葉が、いつも本心なのです」と述べているそうです。

アスペルガーの夫が妻に言う言葉は「冷たい」「きつい」「私のことを考えていない」「なぜそのようなことを言われるのか理解できない」と妻から受け取られることが多いそうですが、私も妻にしょっちゅう言われていました。

妻との会話で本心しか言えない私のエピソードはコチラ

・自分が冗談を言うことは多い

小さい頃から今でも、冗談を言って人を笑わせるのは好きです。

小学校時代の通知表には「調子づいてふざけてしまう」というコメントが1年生の時から毎学期のように残されています。

・初対面の相手に唐突なことを言ったりする

私は初対面の人の見た目や服装などについていきなり発言することがあります。

初対面の人に対して「派手な服装ですね〜」「顔が誰々に似ているって言われませんか?」のようなことを言ってしまうことがあります。

かつて、飲み会の途中から来た初対面の女性に対して「三角形の目をしていますね!」と言った際は、かなり場が引きましたが、私はその女性の顔に対して否定的なことを言ったつもりはなかったので、それがよくない発言だったことはしばらく理解できませんでした。

・視線が合いにくい

私は視線を合わせずに話す癖があります。

「目を合わせたくない」とは思わないのですが、話していると机の上や壁などを見て話していることが多いそうです。

・相手の顔をあまり見ようとしない

目と同様、顔もあまり見ません。

一日中一緒に過ごしていた相手の顔をほとんど見ずに長い間話し続け、夕方くらいにたまたま視界に相手の顔が入った際に「顔を見たのは久しぶりだな」と感じることもあります。

・相手の視線や声の調子、表情、身振りが伝えようとしているニュアンスを読み取れない

言葉のニュアンスや相手の感情は言葉以外からは理解できません。

さすがに涙を流していたら「悲しいのかな?」とか、声を荒げていたら「怒っているのかな?」と思うことはありますが、言葉以外で感情やニュアンスを理解するのは苦手です。

・間違いは正さないと気が済まない

小学校の頃から先生や友達の言い間違いや、説明の間違っている点をよく指摘していた記憶がありますし、今でも飲み会などで妻や友達の間違っている点をしょっちゅう指摘する癖があります。

「間違いは指摘しないようにしよう」と意識していても間違いは気になるので、誰かが間違ったことを言った時に、それまで雄弁にしゃべっていたのに突然言葉が止まる時もあります。

特に妻と一緒に友人の飲み会に参加しているとき、妻の発言の間違いを正したり、妻が間違ったことを言った時に言葉が止まってしまうことがあり、これについては妻は「このようなことをされると辛い」と言ったことがありました。

・自分の意見には自信がある

私は意見を言う時はかなり自信を持って言うことがほとんどですし、自信を持って意見を言えなくなるのは嫌なので、話をする際は自分が話すことについてかなり裏付けを調べます。

私の場合、意見に自信があるというより、自信を持って意見を言うために調べることを入念にする、という方が近いかもしれません。

小学校の通知表には「読書好きで知識が豊富」という先生のコメントと並んで、「自分の考えもはっきりと話すことができます。」「言うべきことは言う」「自分の考えをみんなの前できちんと言えてすばらしい」というコメントが2年生の時から再三残っています。

自分の意見に自信がある私の考え方はコチラ


(4)想像性の障害・固執・狭い範囲への深い興味

・早くから数字に興味を持ち、計算が得意

私は小さい頃から算数や計算は得意でしたし、上の学年で習っている算数の内容を理解できたことも多くありました。

今でも数字を使って説明するのはかなり得意で、講演などでデータを基に話をするのは得意です。


・関心のあるものには異常なほどの記憶力を示す

アスペルガーは日付や趣味のことについて覚えるのが得意な傾向があり、私も数字を覚えるのは得意で、日付もよく覚えます。

小学校の頃は好きな阪神の選手や試合結果、一時期ハマっていたF-1の車種やドライバーやレース結果をよく覚えていましたし、今は歴史の本を読むのが好きなのですが、年号や人物は意識しなくても比較的良く覚えます。

異常に記憶してしまう私のエピソードはコチラ

・短期記憶(今日の家事など)より長期記憶(昔の思い出など)の方が優れている

アスペルガーの人はハマったものは昔のことまでよく覚えている一方で、家事などはよく忘れものをします。

特に短気記憶が苦手なので、ついさっき言われたこと、つい昨日言われたことは忘れやすく、小さな忘れ物はしょっちゅう起こります。

私も「これ買って来て」と言われた物を買って来るのを忘れたり、何回言われてもトイレの便座を下げるのを忘れたりします。



・知識が豊富

私は小学校の頃から読書が好きだったこともあり、知識は豊富な方でした。

小学校の通知表には読書好きなため知識が豊富でこちらが驚いてしまうほどです。」「読書量も多く豊富な知識に驚かされます」「社会のできごとにも非常に関心をもっていて大変知識が豊富」という先生のコメントが1年生の時から再三残っています。

今でも、社会、歴史、健康などのジャンルを中心に本はよく読む上に、旅行好きであり、政治、IT、経営、家庭、テレビ、政治、教育などの情報収集はするので、だいたいの人の会話には(知識の面では)合わせることができます。

・語彙も豊富で年齢不相応な話し方をしたりする

アスペルガーの人は、小さい頃から年齢不相応に大人びた話し方をすることがありますが、私も小学校くらいからその傾向がありました。

小学校時代の通知表には「語彙が豊富」というコメントが1年生の時から残っていて、私は小学校2年生の頃から同い年の友達よりもちゃんと敬語をよく使っていたり、小学校3年生くらいの頃、突然祖父母に対する会話が敬語になり、祖父母に不気味がられた記憶があります。


・特定の範囲の狭い分野に並みはずれた興味と知識を持つ

私もハマったものにはとことん興味を持ち、何年にもわたって徹底的に研究することがあります。

小学校の頃は阪神ファンなので阪神の選手、試合結果、背番号、名勝負などを調べまくったり、ハマっていたF-1のドライバー、車種、エンジン、タイヤ、レース結果、有名なレースなどを調べて覚えたりしていました。

仕事でも自分の専門分野は頼まれてもいないのに勝手にドンドン調べて詳しくなって行きました。

ハマったものをとことん研究してしまう私のエピソードはコチラ

・働きすぎる

アスペルガーの人には仕事中毒の人が多いです。

私も仕事をしていた頃は仕事中毒で、早く帰る日でも会社を出るのは21時とか22時とかで、休みは多い月で月に5日程度、少ない月は0とかでした。

食うために働くというよりは働くエネルギーを得るために食うと考えていましたし、服を買うために働くというよりは仕事ができる人に見られるために服が必要というような考えでした。

それもかなり根を詰めて働くのでストレスで円形脱毛症になったこともありました。

・興味のないことの暗記は苦痛だけど、「受験合格」などの目標があれば覚えられる

私の中学校の成績を見ると「算数は得意だけど、英語はどちらかというと苦手」というような傾向がありました。

特に英単語の暗記が嫌いだったのですが、高校に入っても英語という教化はどちらかというと苦手な方でしたが、受験の前は「受験合格」という目標があるので、高校受験と大学受験は英語は高い点数を取ることができました。


・人間観察力が鋭く一瞬の一瞥で相手を見抜く

空気は読めず、そもそも友達に興味がなく、表情も読めず、目も合わせないのですが、人を見抜くのは得意というタイプのアスペルガーがいますが、私もそのタイプです。

特に経営コンサルティングの仕事をしていたことでこのスキルは磨かれ、一言二言くらい社長と話をしただけで、その社長の強みと欠点、その会社の業績がよいか悪いか、社内が暗いか明るいか、付き合った時にうまく行くかトラブルになるかがわかるようになりました。

今でも初対面の人とゴルフをすると、朝ちょっと会話をしただけで奥さんとの関係がいいか悪いか、ゴルフのマナーがよいか悪いか、仲良く会話できそうか噛み合なそうかかがわかることが多いです。

・飽きずに一人遊びを続ける

私は小学校の頃から一人遊びが好きで、よく二人で対戦するタイプのカードゲームを一人二役で遊んだり、壁にボールをぶつけて跳ね返って来たボールを取るというのを延々繰り返したりしていました。

私が続けたかなり暗い一人遊びはコチラ

・将棋、カードゲーム、テレビゲームなどシステム化された遊びを好む

上述の野球のカードゲーム以外にも、トランプのような頭を使うカードゲームは好きでした。

高校生になって買ってもらったプレイステーションもいろいろやりましたし、大学時代は麻雀も好きでしたし、今でもスマホゲームにはまることは多いです。

・リストを作るのが好き

アスペルガーの人の中には何でもリストを作るのが好きだという人がいますが、私もそのタイプで、小学校の時にはハマっていたF-1の車別のドライバー、エンジン、タイヤ、実績をまとめたリストを一人で作ったり、ドライバーの戦績をまとめたリストを作ったりしていました。

仕事でもエクセルでリストを作って管理をするのは好きでした。

私がこれまで作って来た、一見理解不能なリストの数々はコチラ

・秩序やルールが好き

私の前職のコンサルティング会社は他のコンサルティング会社によくあるように、応募する学生に対して「自由」を売りにしていて、ルールに縛られることが嫌いな社員が多かったですが、私はルールは好きでした。

特に優良企業らしく、理にかなったルールが多かったので苦にならなかったのですが、当時から自分の部門に私が決めた独自のルールを作るのも好きでした。

・ルールを厳格に守るのが好き

小さい頃から今まで学校でも、職場でも、ルールを守るのが好きで、ルールを守らない人を非難する傾向がありました。

日常生活でも法律を守るのが好きで、税金や年金もきっちり全部収めることに安心を覚えます。

小学校の通知表には「決められたことや指示されたことなどもてきぱきとやりとげることができる」という先生のコメントが残っています。

・自分のルールを周囲に押し付けようとし、仕切る、規則を次々作る

私はルールを周囲に押し付ける傾向がありました。

また、初めて管理職になった時は自分の部署の独自の規則を次々と作り、「会議のためのこのような資料を作らなければならない」というような業務を次々と増やして部下に押し付けたので、部下は余計な業務が増えすぎていたことに悲鳴を上げていました。

・正確さにこだわりが強い

私は仕事では細かい点まで正確にミスのない資料を作ったり、間違いのないことを発言することにこだわりが強かったです。

小学校の通知表にも「几帳面で自分のやるべきことはどんなに時間がかかってもやり通します。」「やるべきことはのんびりですがきちんとやり遂げています。」「正しいことは正しいとはっきり言える」というコメントが小学校1年生の時から再三残されています。

・独特の新しい視点から物事を見る能力が高い

小学校の通知表には「アイディアが豊かで、色々な遊びを工夫し、楽しく過ごすことができます。」「人とは違う視点から物を見て、独創的な発言をします。」という先生のコメントが1年生の時から残っています。

・物事の本質を見抜く観察力が高い

小さい頃から、友達や先生の話を聞いた時に「本質的な問題は違うところにあるんじゃないか」と感じることが多くありました。

この力は今でも役に立っていてテレビのニュースを見ていても、解説として出てくる人が本質的な問題ではない点について話をしているとよく気づきます。

ただし、空気が読めないのに本質的なところに目が行くので、会社の会議などでは「そもそも・・・」と進みかけていた議論を元に戻してしまう悪い癖につながります。

・経験した事実を系統的に整理し、自分なりの理論を作り上げる能力が高い

法則を見いだすのが好きで、得意なので、これが積み重なると自分なりの理論を作り上げることにつながり、よく独自の理論を作ります。

小学校の通知表には「発表の時の話し方も大変上手で、ゆっくり考えてから答える時はすばらしい答えが返ってきます。」「筋道立てて考える力が優れています」という先生のコメントが2年生の時から再三残っています。

・よいリーダーシップを発揮することがある

アスペルガーの人は規則を作り、仕切るのが好きなので、これがよい方向に働くとよいリーダーシップを発揮します。

私は学生時代は、ほとんどいつも委員長、議長、責任者などのリーダー的役割を進んでやっていました。

高校時代はクラスの文化祭の責任者をやっていて、お化け屋敷を作るのを一人で指揮していたのを覚えています。

小学校時代の通知表でも「クラスのリーダー的存在です」「遊びの時にもリーダーシップを発揮しています」というような先生のコメントが再三残っています。


(5)その他

・運動神経はよくない、球技が苦手

私はスポーツ全般が苦手です。

特に球技がダメで、特にサッカーとバスケットボールは昔から今も全く動きができず、アメトークの「運動神経悪い芸人」のように、サッカーのボールを全く蹴れず、バスケットボールのシュートは全く投げられません。

・彫りの深い顔立ち、童顔、大きな頭

「アスペルガーの人はイケメンが多い」という噂の説もありますが、医師などの専門家でも「顔は彫りが深く、童顔で、頭が大きい傾向にある」と言う人がいます。

私も彫りの深い顔立ちで、小さい頃からいわゆる「濃い顔」と言われていました。

顔は今でも童顔で、今は34歳なのですが、ほとんどの初対面の人には20代に見られます。

頭も大きく、売られている帽子はほとんどが入らず、LサイズかLLサイズの帽子しか頭に入りません。

・知能は平均以上

アスペルガーの人は知能が定型発達の人よりも高いことも多いですが、私もIQは130以上あります。
(100が平均です。)

低機能自閉症の人はIQが70以下である点と対照的です。

・人から触られるのが嫌い

私は小さい頃から今でも人に触られるのが嫌いです。

子どもの頃は大人から頭を撫でられるのは嫌いでした。

妻と手をつないだりは全然大丈夫なのですが、今でも友達に友達に「最近どうよ。」みたいなノリで肩に手を置かれたりするのは嫌いで、ビクっと反応してしまう時もあります。

・真似が得意

私は小さい頃から真似が得意で、スポーツ選手、学校の先生、友達や上司などのモノマネをよくしていました。

母親いわく、2歳の時からテレビのスポーツ選手のモノマネをしていたそうです。




<私の幼少期のアスペルガー・積極奇異型の特徴>

・対人関係や社会的活動においては積極的な印象

アスペルガーの人は友達の表情を読んだり、気持ちを汲み取ったり、目を合わせたりは苦手ですが、対人関係については積極的な人は多いです。

ただし、相手の気持ちがわからないので友達に対して突飛な行動を取ることが多いという特徴があります。

私も友達を増やすこと自体には昔からほとんど興味はなかったのですが、結果的に友達は少なくはなかったようです。

小学校時代の通知表には「明るくユーモアがあり、リーダー的存在として友達からも親しまれています。」「明朗な性格で陽気」という先生のコメントが1年生の時から残っています。

・おしゃべり、口が達者

私は物心ついた頃から今まで、基本的によくしゃべります。

小学校の頃は授業中も休み時間もあまりにもしゃべり続けるので、先生から「口から生まれて来た子どもだ」「お前のあだ名は歩くスピーカーだ」とネタにされていました。

今でも初対面の人とはあまりしゃべりませんが、仲良くなった友達と話している時はほとんどずっと私がしゃべっています。

小学校時代の通知表には「授業中進んで発言できる」という先生のコメントが残っています。

・ただし、相手と相互に会話するよりも一方的に話す

私は今でも会話をしている時にキャッチボールをするというよりは、自分の興味があることを一方的に話す方が多いです。

・理屈っぽい

私は小学校の頃から理屈っぽい子どもでした。

自分では普通に思ったことを話しているつもりだったのですが、先生からは「屁理屈ばかり言うな」といつも言われていましたので、私の発言の多くは「屁理屈」だったようです。

根拠を元に話をしたり、正しいことを正しいと言い、間違っていることを間違っていると言うことがなぜ「屁理屈」と否定的に言われるのかが今でもよくわかっていませんが、そのような子どもだったようです。

小学校の卒業文集には絵が得意な友達が描いたクラス全員の似顔絵が乗っているのですが、私のイラストには吹き出しがついていて「へ理屈は勝つ」と言っています。

・知識をひけらかす

私は小さい頃から知識をひけらかすようなことをよくしました。

学校の授業中は授業の内容はほとんどわかっていたのでつまらなかったこともあり、授業中は授業の内容について自分の知っていることを延々しゃべって授業を邪魔していた記憶があります。

今でも知識をひけらかす癖があり、飲み会などではその場の話題と関係なく、最近知ったことをしゃべり始めることが多いです。

・教師に対して生意気な発言をする

積極奇異型のアスペルガーの子どもは先生に対して生意気な発言をすることが多いですが、私もそのような子どもでした。

先生の間違いを正したり、先生を怒らせるようなことを平気で言うことが多く、先生に殴られたり叩かれたりしたことも多かったです。


・自分の興味があることを話し続ける

最近知った知識を一方的に話すのと同じように、最近自分の興味がある話を延々話すことが多いです。

ゴルフを始めたら誰にでもゴルフの話、ダイビングを始めたら誰にでもダイビングの話、ダイエットを始めたら誰にでもダイエットの話、おもしろいニュースを見つけたら誰にでもニュースの話、といった具合です。

もちろん、相手がその話題に興味がないと言っても私はその話を続けますし、私が興味を失ったらその話はほとんど出なくなります。

・相手がコメントしてもそれに対する反応は乏しい

その上、相手がコメントしてくれても、その相手のコメントに対する反応はそっけない対応になっていると思います。

特に、私が話したい順番があって、次に話そうと思ったことと違う質問などのコメントが来た場合、その相手の質問への回答は一言でそっけなく返し、自分が話したかったことに話を戻そうとすることもあります。


<私の大人になってからのアスペルガーの特徴>

・仕事は真面目で責任感が強い

仕事をしていた頃、私は社内では真面目な方でした。

私としては普通に仕事をしているつもりだったのですが、部署移動した際に、その部署の私と同じように「真面目」と言われている人から「一緒に我が部署の風紀委員としてがんばりましょう。」と言われたことがあります。

その時に初めて自分が風紀委員的な振る舞いをしていたと知りました。

・結婚が遅い

医師などの専門家の書いた本を読むと、どの本にも「アスペルガーは恋愛や結婚が苦手な訳ではない」と書いてありますが、若い頃は他の興味があることにハマるせいか結婚は遅い傾向があるようです。

厚生労働省の人口動態調査2015年によると全国の男性の平均結婚年齢は31.1歳、私が当時住んでいた大阪府の男性の平均結婚年齢も31.1歳、私が結婚したのが32歳4ケ月の時なので、1歳ちょっとだけ遅いということになります。

・職業生活では成功を収めている

私は経営コンサルティングをしていた頃は成功していた方だと思います。

クライアントの業績も伸びて感謝され、社内でも上位の業績を収め、本を出版したり、大きなセミナーで講演したり、社内で表彰もされました。

年収もサラリーマンとしてはかなり高く、成功を収めた方だと思います。

・仕事では上手に会話しているのに、家では上手に会話ができない

妻からよく言われるのは、仕事ではよく話すのに家では話さないと言われます。

家ではあまり話さない男性というのは定型発達の人でも多いと思いますが、「仕事では話が上手なのに、家ではうまく話せない。」というのがアスペルガーの人の特徴の一つのようです。

・一方的に質問を繰り出す

私は小さい頃から質問攻めにする子どもだったと母親は言っています。

その傾向は学校でも同様だったようで、小学校の通知表には「疑問に思ったことを納得するまで追求できます。」という先生のコメントが残っています。

・頭の中に結婚相手に求める要素のチェックリストを持っている

私たち夫婦はお見合い結婚ではないので、一応恋愛結婚という分類になるのだと思いますが、私の結婚相手選びは恋愛とは明らかに別物です。

私が今の妻と結婚しようと思ったのは、私が結婚相手を考える際に頭の中で作った「どのような結婚相手を選ぶべきか」というリストを元に相手を頭で考え、今の妻に告白することを決めました。

今では妻を愛していますが、告白しようと決めた時は「好きだ」というより「合格だ」に近い感覚でした。

私が作った結婚相手に求めるチェックリストはコチラ

・法則を見いだすのが好き

私は大学生の頃から法則を見いだすのが好きでした。

この傾向は経営コンサルティングの仕事で非常に役に立つようになり、

「繁盛している通販サイトはアクセス人数に対して注文件数が1.5%以上ある。」
「資金繰りが安定している会社は交差比率(という資金繰りの良好度を示す数値です)が300以上ある」

などの法則をどんどん見いだして仕事に使っていました。



<その他のアスペルガーの特徴>

上記は私にぴったり当てはまるエピソードですが、私には当てはまっていない、あるいは当てはまっているかもしれないけど、最近克服できているような特徴もあります。

変わったものだと、まわりの子どもに全く興味を示さなかったり、騙されやすかったり、視覚や聴覚などの感覚が過敏だったり、偏食が多かったりという特徴もあるようです。

ただし、アスペルガー症候群の特徴は人によってかなり差があるので、上記に当てはまらないからアスペルガー症候群ではないということにはならないとのことで、診断の際には専門の医師に診てもらうことが重要です。


<アスペルガー夫の対応法とは・・・?>

これらのアスペルガー症候群の夫に対しては、対処法が明らかになってきています。

対応法は以下をご参照ください。
アスペルガー夫の対応法はコチラ




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Comment1 Comment

私も既婚アスぺルガーです

はじめまして。
とても簡潔で分かりやすいまとめでした。
エピソードも自分と似たような点があり、参考になりました。
アスペルガーの特徴は強みにもなれば弱みにもなると思いますが、
定型発達の方々がマジョリティの世界では生きづらい事も間々あります。
同じ既婚者としてお伺いしたいのが、
貴殿はお子様をつくるお考えはありますでしょうか(授かりものではありますが)。
アスペルガーは遺伝性も強いと聞きます。
正直非常に不安があるところです。

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