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アスペルガーの人は複数人で買い物や観光に行っても自分のペースで一人で先に歩いていくことが多い 〜一緒に誕生日プレゼントを選びに行ったら妻を置き去りにする私〜

アスペルガーの人はまわりの人の動きに協調して動くのが苦手なので、複数人で買い物に行くといつのまにか一人で先に歩いて行ってしまうことが多いです。




今でも妻と二人で買い物に行ったり、複数人で買い物に行ったとき、私が興味がないものに同行者が見入ったりしている時は、私は先に歩いて行ったり、別の店に見に行ったりします。

以前、私の誕生日プレゼントに何が欲しいかと妻に聞かれ、私は「フェアウェイウッド(というゴルフクラブです)」と言ったことがありました。

妻はゴルフをするのでフェアウェイウッドの意味はわかるのですが、「どのフェアウェイウッドがいいかわからない」と言ったので、私は「俺も合わないクラブをもらっても困るので、一緒に買いに行こう」と言いました。

私は買い物は即断即決(それも直感ではなく、買うか買わないかの基準をあらかじめ持っておいた上での即断即決)ですので、この時は結局、フェアウェイウッド以外にも気になっていたゴルフシューズを見て即決、パターも見て即決、そのまま最後の用件ととなったフェアウェイウッドの売場に直行しました。

フェアウェイウッドの売場では、店員に3〜4種類おすすめを聞いてすぐにそれぞれのスペックを確認、気になった3本を試打して中でもよかった1本に即決で決めました。

ゴルフクラブを決める際は、クラブの重さやシャフトの固さ、初級者向きか上級者向きか、どれくらいのスイングスピードの人にはどんなクラブがいいか、どんなスイングをしたい人向きかなどのチェックポイントがあり、これらのチェックポイントは私の中では明確になっているのですが、妻はそこまでは知りません。

妻はシューズ売場で私に置き去りにされ、私がフェアウェイウッドを決めた際、妻はまだ私がさっきまでいたパターの売場のあたりをうろうろしていました。

私は納得いくフェアウェイウッドを手に入れることができただけでなく、以前から気になっていたシューズとパターも新調でき、しかも短時間で買い物を終えることができたので休日の残りの時間をゆっくり過ごせることになったので、よい買い物ができたと思いました。

しかし、妻は「どういうクラブがほしくて、もっとこのクラブはこうだとか、こっちはこういう特徴があってとか、そういう話がしたかった。せっかくの誕生日プレゼントなのに、これじゃあお金だけ払いに来ただけみたいで悲しい。」と言って、半泣きで店を出て一人でどこかへ言ってしまいました。

このとき、私にとってはかなりよい誕生日プレゼントであり、よい買い物だったので、不機嫌になり店を出てどこかに行ってしまった妻の行動の方を理不尽だと思っていました。

妻とは二人であちこちに旅行に行きますが、博物館や観光地などを歩いていてもほとんどの場合で私が先に歩いて行くのですが、最近は少しずつアスペルガーのこの行動パターンにも妻が慣れて来たようです。

これは買い物や観光に求めるものがアスペルガーと定型発達では異なるという例です。

アスペルガーの人はこの行動について特に問題だとは思っていないことが多いので、例えば「会話を楽しみながら買い物をしたい」という場合は、アスペルガーのパートナーにその相手を期待するのではなく、同性の友達などと一緒に買い物に行く方がよいです。

また、本当に相談しながら買い物をする必要がある場合は「あれを買いたいのだけど、相談したいから、あそこの売場で一緒に見てもらってもいい?」というように具体的に指示するとついてきてもらいやすくなります。




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