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アスペルガーの人は空気が読めない 〜皆が何かを褒めている時、突然けなしだす私〜

アスペルガーの人は「空気が読めない」というように言われることが多いです。




私の場合、幼稚園や小学校時代は「空気が読めない」という言い方がなかったのですが、その場に適切でないことを発言して指摘されることは多くありました。

これが特に指摘されるようになったのは社会人になってからです。

特に社内のミーティング、会議などで発言した発言は「また空気読めてない発言したね。」と指摘されることは結構ありました。

特に、結論が出る方向に向かってようやく話が進み始めたタイミングになって私の頭の中で意見がまとまり、私の意見(そこへ向かって進もうとしている結論に対する反対意見)を言ってしまった時などによく言われました。

また、会議に参加している人の考えに対して正面切って反対意見を言った時も、私に反対された人やその一派が私を「空気を読めていない」と言うこともありました。

このようなことは何度かありましたが、このパターンについてはいまだに、私が空気を読めずに変なタイミングで変なことを言ったのか、それとも反対意見されたのが気に食わなくて私のことを「空気を読めていない」と言ったのかは私にはわかっていません。

また、会議などではなく雑談などで社内のある人の話をしている時「あの人は仕事ができてすごい」「あの人はマネジメントが上手ですごい」というように特定の人について評価する話をしている時に、「でもあの人のあの行動はおかしい」「あの人はこの間、あのような間違ったことを言っていた」というように、話題の趣旨と逆のことを言って「空気を読めない」と言われることがありました。

これは職場での会話を続けることによって少しずつ改善することができるようになりましたが、それが出来なかった頃は「自分は鋭い視点を持っていることを知ってもらう方が、みんなの意見に同調することより大事だ。」と思っていました。

このような傾向はアスペルガーの人にはよく見られるそうで、友人のお気に入りの店に一緒に食事に行った際に、その店を気に入っている友人の前で「この店はまずい」と言ったり、目上の人が声をかけてきたのに「今、忙しいんで邪魔しないで下さい。」というようなことを言ったりというKY発言が出ることがよくあるそうです。

このようなことが起こった場合、アスペルガーの人に対して「もっと空気読んで。」というようなことを言ってもムダです。

アスペルガーの人はそもそも空気が読めないという発達障害である上に、よく言われている「空気が読めない」の「空気」の定義自体が曖昧なので、アスペルガーの人には特に理解できません。

このようなことがよく起こる場合、「空気を読んで。」というのはなく、具体的なアドバイスをするとアスペルガーの人の行動も少しずつですが改善されます。

例えば

「友達が気に入っている店に一緒に行った際は、その場では決して「マズい」とは言わない方が、友達が傷つかなくて済みます。もし『マズいので俺はこの店にはもう来たくない。』ということをどうしても伝えたければ、後日また誘われた時に、その時点で『今日はあの店に行くのはあまり気分が乗らない』と言うのが相手を傷つけないベストの対応です。『友達の店選びが間違っていて、俺の店選びが合っている。』ということをどうしても伝えたくても、それは言わない方がいいです。味覚やお店に求めるものは人それぞれだから、正解などないからです。」

というように具体的に、根拠を添えて丁寧にアドバイスすると、空気を読めない行動は1つ1つ解決されていく可能性が高いです。




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