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アスペルガーの人は直感で判断できず、判断は全て知識と経験をもとに下す 〜妻と買い物に行くとすぐ会話を切ってしまう私〜

アスペルガー症候群の人は、言葉の裏を読めない上に、物事を何でも直感で判断できないため、判断は発言であろうと、行動であろうと、全て知識と経験をもとに下します。




私も妻や友人やクライアントや部下とどのように接するか、会議で何を発言するかという点については直感で判断できたことは今までほとんどありません。

少なくとも、これまでの人生で直感で判断してうまくいった記憶は一つもなく、トラブルになった記憶ばかりです。

だから、私はできるだけ判断をしたり、自分の行動を決める際には知識と経験をもとに決めています。

例えば、妻と買い物に行った時に「これ、赤と青、どっちがいいと思う?」とか聞かれることがあります。

このとき、私は言葉を文章そのままでしか受け取れないので、直感で判断すると私の回答は、

「赤」
「青」
「どっちでもいい」
「そもそもそれいらないでしょ」

の4つしか回答がありません。

ところが上記の4つの回答では妻は喜ばない上に、これで喜ぶ女性は私の知識と経験上ひとりもいなかったので、私はそれ以外の過去に喜ばれた回答を頭の引き出しから探さなければなりません。

結果、妻がその後で勝手に話し始める赤と青のそれぞれのよい点についての考えを延々聞くか、赤と青のそれぞれの私が思うよい点を述べるか、私の気分がよくなくて気の利いた対応ができなそうであれば「そうだねえ〜」と当たり障りのない対応で許してもらうか、を頭で考えて判断し、回答することにしています。

妻や部下やクライアントから悩みを相談された時も、直感で出てきそうになる言葉は全てその問題点の解決策なので、相談のかなり序盤で「じゃあこうしたら。」という言葉が出てきそうになります。

でも、それで喜んでもらえた経験というのは少なく、相談というのは「聞いてほしいだけ」の場合が多いと知識と経験でわかっているので、私は相談を聞きながら頭で対応方法を考えて、「とりあえずできるだけ聞くようにする」「さらにできれば相づちもうつ」「聞くのがしんどいときは今度にしてもらう」「しんどいから今度にしてくれとお願いしているのに相手が延々と話しかけてくる場合は、家であれば別の部屋に行くか、電話であればいったん電話を切る」というように知識や経験をもとに頭で考えて対応しています。

しかしそれでも、知識も経験もない対応を迫られることがあります。
このような時は、だいたいよい対応はできません。

アスペルガーの人は、対人マナーや言い回しの知識はある程度は本などを読んで勉強しておくと、まわりの人とのコミュニケーションが楽になります。

また、アスペルガーの夫を持つ奥さんは「買い物の時に私が『赤がいい?青がいい?』と聞く時は、本当に意見を求めているのではなく、その会話を楽しんでいるだけだから、無難に会話を続けてくれると助かる。」というように、対応法を教えてあげるとスムーズになり、奥さんのストレスも減ります。




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