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アスペルガーは赤ん坊の頃からよく泣く 〜蕎麦におにぎりをつけてくれたら涙が止まらなくなった私〜

アスペルガー症候群の子どもは小さい頃からよく泣く子どもであることが多いそうです。




ストレスをコップにたまった水に例えると、定型発達の人はコップが空の状態なので、多少の水(ストレス)が来たくらいでは何も問題はありませんが、アスペルガーの人は常にコップに水が半分くらい入った状態なので、ちょっとの水を注いだだけでもコップから水が溢れてしまう(我慢できず癇癪を起こしてしまう)というような状態だと説明する専門家もいます。

また自分のマイナスの感情を説明することが苦手なので、辛いことが起こっても説明できず癇癪を起こして泣くという行動パターンになることが多いそうです。

私も小さい頃からよく泣く子だったと母は話していました。
物心があるのは幼稚園時代以降ですが、毎日は泣いていた記憶があります。

家ではほとんど毎日、原因は自分の思い通りにならないことで泣いていた記憶があります。

幼稚園でも泣いていた記憶があるのですが、私はいじめられていた覚えはないので、たぶん自分の思い通りにならないことが起こるたびに泣いていた記憶があります。


小学校時代には家族で蕎麦屋に行った時に泣いた記憶があります。

私は蕎麦より丼ものが好きだったので、家族の行きつけの近所の蕎麦屋では蕎麦ではなく天丼やカツ丼をよく頼んでいたのですが、その時は天丼とカツ丼が品切れでした。

天丼もカツ丼も品切れだと言われた時は残念だとは思ったものの泣きはしませんでした。

ところが、その後、蕎麦店のおっちゃんが親切に蕎麦におにぎりをつけてくれると言ってくれました。

この時、家族や周囲の他のお客さんが「よかったね」「蕎麦とおにぎりにしなさい」などと次々に声をかけてくれたのですが、これで気持ちが急激に悪化しました。

その時の私は、家族やまわりのお客さんに子ども扱いされて(子どもなのですが)同情されたような不愉快な気持ちや、米が食べたいんじゃなくて天丼かカツ丼が食べたいということを理解してもらえないような納得いかない気持ちや、おにぎりをつけてあげるから大人しくしなさいというような「物でつられた(と勝手に感じた)」ことへの怒りによる気持ちが色々混ざって、涙が止まらなくなり、大泣きしてしまいました。

当時、自分がなぜこんなに動揺しているのかは自分では全く理解していませんでした。

結局この日は夕食は食べず、一人で先に歩いて帰りました。小学校4年生くらいの時のことだと思います。

アスペルガーの人は怒りや不満などのマイナスの感情が溢れて来たとき、それが頭の中をぐるぐるまわり始め、他のことを一切考えられなくなることがあります。

子どもの場合、それを説明できずにパニックに陥ったり、大泣きしてしまったり、してしまう子どもは多いそうです。

このような場合、「大丈夫?」とか「落ち着いて」とか「我がまま言うんじゃない」という周囲の声は一切入って来ませんし、例えば「カツ丼が食べられないから泣いているのか?」などと事実と違う誤解を話されるのも許せません。

このとき、どうすれば当時の私を救えたかと思うと、普通に「ごめんね、カツ丼も天丼も品切れなので、他のメニューから選んでね。」と言ってくれれば、まわりのお客さんも放っておいてくれればよかったかなと思います。




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