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アスペルガーは攻撃的に見えることが多い 〜ストレスがたまったり、攻撃されそうになると攻撃的になってしまう人がいる〜

アスペルガー症候群の人の中にはしょっちゅう攻撃的な言動をするタイプの人もいます。




アスペルガー症候群の中でも、他人との衝突を避けようとする「アスペルガー症候群・受動型」といわれるタイプの人は攻撃的になることはあまり見られませんが、最も典型的なアスペルガー症候群と言われる「アスペルガー症候群・積極奇異型」といわれるタイプの人は攻撃的な言動が多く見られます。

私も「積極奇異型」のようで、小さい頃からきつい言い方で友達に攻撃的なことを言ったりすることは多くありました。


アスペルガーは癇癪を爆発させて攻撃的になることがある

アスペルガー症候群の人には、自分の思い通りに物事が行かないと癇癪を爆発させてしまうタイプの人がいます。

ハマって研究しているものを邪魔されたり否定されたときや、自分の日課や自分で決めた手順を邪魔された時、その他のこだわっていることを否定された時など、様々な場面で自分のこだわりを邪魔されたときなどは、そのイライラは顕著に出ます。

それが普通の人なら「ま、いっか。」と気にせずスルーできるレベルの小さなストレスでも、アスペルガーの人は常に一定のストレスを抱えて生活しているため、小さなイライラがきっかけで感情が爆発してしまうことが多くあります。

この時、周囲に当たり散らしたり、誰かを批難したり、何かを否定しようとしたりするため、攻撃的な行動が目立つことが多いです。

アスペルガー症候群の子どもには、物を投げたり、壊したりする行動が見られることがありますが、これも癇癪が爆発しての行動だとされています。

また、アスペルガーの人にストレスを与える要因は「こだわりを邪魔される」以外にも多くあります。

視覚・聴覚・触覚・味覚のいずれかの感覚が過敏なタイプのアスペルガーであれば、ちょっとした光・音、誰かに触れられる、気に入らない味などが原因でストレスを高めてしまう人もいます。

ルールを守ることが好きであり、守らなければならないと強く考えているタイプの人もいて、そのようなタイプの人はルールを守らない人に対してストレスを感じます。

これらのような様々なストレス要因が原因で怒りを爆発させるので、周囲からは攻撃的な言動が多い人だと思われることがあります。

私は幼い頃から特にルールを守ることに対するこだわりが強く、掃除当番をサボっている友達に対してよく怒りながら注意していた記憶があります。


アスペルガーは相手の言葉を自分への攻撃と取り、反撃してしまう

また、アスペルガーの人の中には、誰かから言われた言葉に対して「攻撃された」または「今から自分を批難する話が始まりそうだ」と受け取ってしまうことが多いタイプの人がいます。

これらのような人の場合、話している相手が相談、雑談、近況報告などをしようとしているに過ぎないだけであっても、些細なきっかけで「自分が攻撃される」と感じてしまい、反撃を始めます。

その場合、アスペルガーは議論に持ち込み、反論をぶつけようとしたりするのですが、そもそもその議論の議題は相手から投げかけられたものではなくアスペルガーが勝手に設定した議題である上に、議題の設定も誤解から来ていることから、議題の前提から間違っていることが多く、このような場合、ほとんどは会話が噛み合わなくなります。

会話は噛み合ないのですがアスペルガーの人は反撃モードになっているので、延々と持論を述べたり、それに反対の意見を否定しようとしたりすることもあります。

このような時、アスペルガーの人の話は攻撃的なものに映ります。


アスペルガーは正確な表現に直したい、論理的に正しいことを言いたい

アスペルガーの人には「正確であること」「論理的に正しいこと」にこだわりがある人も多いです。

会話の中で言葉の正確でない言い回しが出た時はそれを訂正しないと気が済まないという人も多く、私も小さい頃からこの傾向があり、よく先生や友達の話の腰を折っていました。

また、論理的に正しいことを好む人も多く、このようなタイプの人は論理的に間違っていると思われる話に早く気づいてしまい、それも訂正しようとしてしまう癖があります。

これらは仕事のミーティングでの議論の中であれば役に立つこともありますが、雑談の中でもこの癖が出て来てしまう場合、それまで楽しく雑談していたのに、突然アスペルガーの人が正しいことを言おうとするのを見て、周囲は攻撃的だと感じます。

特に、アスペルガーの人には比喩表現や逆説的な皮肉を理解できないタイプも多く、このようなタイプの人にとっては言葉本来の意味同士で会話しないと会話がスムーズに行かないため、曖昧な表現、比喩表現、本来の意味と異なった表現などについてその場で正したいと躍起になることもあります。

これらが攻撃的だと捉えられてしまうこともあります。


旦那さんがこのように攻撃的に見える言動の多いアスペルガーだという奥さんであれば、旦那さんの悩みや思考法を知り、旦那さんが攻撃的になった時の適切な対応策をいくつか知っておくことが有効です。

一番オススメなのは、アスペルガーの旦那さんを持つカトリン・ベントリー氏の著書「一緒にいてもひとり―アスペルガーの結婚がうまくいくために」です。

この本に登場する旦那さんも自分が集中していることを邪魔されたり、社交的な場で大人数とコミュニケーションを取ったり、思い通りに問題が解決しなかったりすると攻撃的になる特徴を持っていて、奥さんである著者がそれを理解し、上手な解決方法を見つけるまでの過程と併せて様々な解決策が解説されています。









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