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アスペルガーに合う会社の選び方 〜職種よりも特徴を受け入れてくれ、柔軟に合った環境を用意してくれる会社を選ぶことが大事〜

アスペルガーの人は得意なことと苦手なことが極端に分かれているので、仕事をするのにも合う会社と合わない会社があります。




アスペルガーの人にとっては柔軟なコミュニケーションや臨機応変な対応が必要な職種は合わないことが多いですし、アスペルガーに合う職種を選んでも周囲の理解がない場合は苦労することが多いです。

ただし、周囲に理解があり、得意なスキルを活かせる会社を選んだ場合は偉大な功績を残すことが多く、アスペルガー症候群の発見社であるオーストリア人医師のハンス・アスペルガーも「感情生活や家庭生活では苦労しがちだが、職業生活ではむしろ多くのケースで素晴らしい成功を収めている」と説明しています。

私は経営コンサルティング会社に新卒で入り、20代の頃からある程度成果を残したこともあってほとんど気づかないうちに貯金もできたので、33歳でリタイヤし、今は旅をしたり、ゴルフ三昧したり、沖縄に移住したりしてゆっくり過ごせています。

こうすることができた原因は、アスペルガーの得意な論理を扱い、アスペルガーの得意なスピーチの機会が多い職種だったこともそうですが、今思うとアスペルガーの特徴を持った人は多い職場だったので、そのような人に対して非常に理解のある職場だったことが大きかったと思います。

そしてこのように、自分に合った会社を選ぶことができた場合、若くしてある程度の収入を作ったり財を築いたりして悠々自適の生活を送っているアスペルガーはけっこういます。

アスペルガーに合った職種につかせてくれる会社を選ぶことが大事

アスペルガーに合った職種としては、以下のような職種があります。

・高い言語能力を活かせ、臨機応変なコミュニケーションが不要な仕事

アスペルガーは言語能力は高いけれどもコミュニケーションが苦手というのが特徴ですので、言葉を扱うけれども臨機応変な対応は不要な仕事の方が向いています。

行政関係、法律関係、エンジニア、通訳などで活躍している人は多いです。

・知識や記憶力を活かせる仕事

アスペルガーは興味を持ったことや必要に迫られたことには驚異的な記憶力を発揮することが多いです。

医師、薬剤師、法律家、学者、研究者などで活躍している人が多いです。

・視覚的処理能力、空間処理能力を活かせる仕事

アスペルガーの中には視覚的処理能力、空間処理能力が高いタイプの人がいます。

このような人は建築家、映画監督、造園、デザイン、イラストレーターなどで活躍している人が多いです。

・空想する力を活かせる仕事

アスペルガーの中には空想することが得意なタイプの人もいて、これらのような人は全く新しい発明や発見をしたり、ストーリーを作ったりすることが得意です。

その場合、商品開発、建築家、芸術家、発明家、脚本家などで偉大な成果を出すことがあります。

・揺るぎない信念が必要とされる仕事

アスペルガーは感情に左右されない上に、他人がどう思うかよりも何が正しいのかを重視するため、信念に沿って一つのことをやり遂げることが得意な傾向があります。

このような人は起業家、政治リーダー、研究者などで成功する人がいます。


上記は一例ですが、アスペルガーの特徴が活かせる職種というのは実はけっこうあります。

アスペルガーに向いている仕事、向いていない仕事はコチラ

その上、アスペルガーの特徴は人によって全て異なるので、一般的にアスペルガーには苦手と言われていることでも簡単にこなせるアスペもいますし、もともと苦手だったけど、そのハマったものに対する類い稀なる集中力・研究力で得意分野に変えてしまうこともあります。

会社選びで重要なのは、アスペルガーに合った職種がメイン職種である会社かどうかではなく、合ってなければ部署転換してくれるなどの柔軟な対応をしてくれる会社の方が向いていると言えます。


アスペルガーに合う会社とは、アスペルガーの特徴を持った人に理解があり、受け入れてくれる会社

アスペルガーに合った会社の環境は何かというと、これがほぼ全てと言えると思います。

アスペルガーは打ち合わせで空気を読めてない発言を連発したり、常に怒っているように同僚に接したり、納期ギリギリまで仕事を後ろ倒しにしたり、遅刻が多かったりとトラブルが多いです。

他にもランチ休憩で雑談をするのも苦手、立て続けにいくつも出された指示をこなすのも苦手、近くで同僚が別の案件の打ち合わせをしているのも苦手、自分で決めたルールどおりに業務を出来ないことも苦手ですし、満員電車に乗ることすら苦手です。

このような、一見ただの問題児に見えるアスペルガーが職場で活躍するには、「このような特徴を持っている」ということを理解してくれる人が周囲にいることが重要です。

そして理解することよりもっと重要で、かつ大変なのは、これらの欠けている能力を批難するのではなく受け入れ、得意なスキルを伸ばすよう動いてくれる同僚の存在です。

中でも、上司の理解と手助けがあることが非常に大きいです。

私は他の多くのアスペルガーと同様、数字を扱ったり、講演をするのは入社したばかりの頃から得意な方でしたが、これも他の多くのアスペルガーと同様、お客さんに合わせて臨機応変な対応をしたり、いいかげんでもいいからスピーディーに仕事を終えるというのは苦手でした。

私も入社してしばらくは先輩から「同期でこれができないのはお前だけだ」「同期と比べて2周くらいは遅れている」などと、私の苦手なジャンルの業務についてかなり批難されたこともありましたが、私の特徴を活かそうとしてくれる上司に合ってから、コンサルティングの仕事も、管理職の仕事もどんどんできるようになりました。

もちろん、私のやり方は他の人よりもかなり数字を分析し倒すようなやり方だったので、他の人はなかなか同じようにはできないやり方だった上に、他のアスペルガーと同様に自分のやり方を他人に押し付ける癖があったため、最初の頃は部下に仕事を教えるのは苦労しました。

しかし、私の会社は私にあったやり方でやらせてくれるのを認めてくれたので、私でもコンサルティングのスキルを身につけることができましたし、部下育成に関しても、私のやり方を押し付けるのをやめるようになってから、部下も伸びるようになりました。

アスペルガーは誠実で責任感が強い傾向があり、基本的に目の前の仕事は100%の精度でやり遂げようとすることが多いですし、ハマったらとことん調べて結果を出すまでやるので、そのような特徴を活かしてくれ、ときに配置転換するよう各方にはたらきかけてくれるような上司がいるなどの環境があると大きな成果を出すことに繋がります。

アスペルガーの人は失敗が苦手な上に、常に警戒していることが多いので、頭ごなしに叱るような上司は苦手ですが、冷静に、具体的に、できれば論理的に指示を出してくれる上司のもとでは言われたことを素直に受け入れることが多く、問題行動を改善して行けることも多いです。

アスペルガーの人は会社でどのように過ごせば良いのか、どのような会社が自分に合っているのかを学ぶには「コミックエッセイ アスペルガー症候群との上手なつきあい方入門 (宝島SUGOI文庫)」が最もお勧めです。

この本にはアスペルガーの人自身が会社で上手に振る舞えるようになるためにやることが様々な例とマンガイラストを添えて解説されています。

また、この本の中ではアスペルガーの人を同僚に持つ人が気をつけることと具体的な対処法も同時に解説されているので、会社にアスペルガーがいて困っている人にもお勧めです。





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