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潔癖性になるアスペルガーもいる 〜ただし、清潔さへのこだわりが出るタイプもいれば、逆に汚部屋にしてしまうタイプもいる〜

アスペルガーの人の中には極端な潔癖性の人もいます。




アスペルガーの中には潔癖性で、強迫性障害を併発しやすいタイプの人もいる

アスペルガーの人の中には自分の体の状態や身の回りの状態について、正しいこと、正しい状態、理想の状態を追求しすぎて潔癖性になるタイプの人もいます。

アスペルガーならではのこだわりやすいという特徴が清潔さへのこだわりに向かってしまい、何度も手を洗わないと気が済まない、部屋の少しの汚れも綺麗にしないと気が済まないなどの状態が見られることがあります。

アスペルガーの人は合併症として強迫性障害を発症しやすいですが、潔癖性になるタイプのアスペルガーは強迫性障害に発展しやすいタイプと言えます。

強迫性障害の人には「家を出る際に窓の鍵を掛けたかが気になって何度も家に戻ってしまう」「同じ考えが頭の中をぐるぐる巡って他のことが何も考えられなくなってしまう」という状態が見られますが、潔癖性のアスペルガーの人も近い思考法で綺麗にしないと気が済まないというように考える人がいます。

また、アスペルガーの中には聴覚・視覚・味覚・触覚などのいずれかが過敏なタイプの人がいますが、このうち触覚が過敏な人は、ドアノブについた汗や皮脂が気になったり、食器の汚れが気になったりするという人もいます。

このようなタイプの人の中には普通の人であれば気にならない汚れでも落とさないと気が済まないいう人もいますので、潔癖性だと言われることになります。

単に綺麗でないと気が済まないのが潔癖性で、そこに「ずっと手を洗う」「同じところをずっと掃除し続ける」などの儀式が伴うのが強迫性障害とされていて、厳密にはこの2つは異なるのですが共通点は多いです。

もちろん、アスペルガー症候群でも人によって特徴は全て異なるので全く潔癖性ではない人もいます。

私はそこまで汚れが気になる方ではないので、恐らく潔癖性ではないと思います。

ただし、掃除の頻度は低いですが、いちど掃除を始めると目に見える汚れや埃は全て落とし、細かいところまで徹底的に綺麗にしないと気が済まない方ではあると思います。


潔癖性ではないのに「潔癖性だ」と言われてしまうアスペルガーもいる

アスペルガーの人の中で触覚が過敏なタイプの人の中には他人に触られるのを極端に嫌うタイプの人がいます。

このようなタイプは「他人の汚い手で触られたくない」というより、そもそも体に触られるのを嫌っているため、潔癖性ではないのですが潔癖性だと言われてしまうタイプもいます。

また、掃除などをする際も「正しいやり方」にこだわるタイプがいますが、このようなタイプは完全に綺麗にする掃除方法をやりたいのではなく教えられた正しい掃除方法にそってきっちりやりたいだけなので、これも潔癖性ではないのですが潔癖性だと思われてしまう人もいます。

特にアスペルガーの人の場合は「自分が思う正しいやり方」を他人に強制することもあるので、その際にはやり方を強制された周囲の人が否定的なニュアンスを込めて「あいつは潔癖性」というように言うようになる可能性もあります。

これらのように、アスペルガーの人は正しさを求め、失敗することを恐れるために潔癖性ではないけれども「掃除」というミッションを完璧になしとげたいとおもうあまりに、まるで潔癖性のように隅々まで綺麗にすることにこだわるタイプもいるということです。


潔癖性とはむしろ逆に、汚部屋にしてしまうアスペルガーもいる

上述のようにアスペルガーの人には強迫性障害を併発し、細かい汚れも常に綺麗にしないと気が済まないというタイプもいますが、同じ強迫性障害でも「溜め込み障害」という物が捨てられないタイプの障害を併発する人もいます。

溜め込み障害は強迫性障害の中の一分類とされていて、アスペルガーの人がハマったものをコレクションしつづけるのに対して、溜め込み障害の人は不要なものまで溜め込んでしまい、捨てられないという障害です。

もともと収集癖があるタイプのアスペルガーの人が溜め込み障害を併発すると、興味があるものだけでなく興味がないものまで溜め込むようになるので、ハイペースで部屋が汚部屋になってしまいます。

また、アスペルガーの人の中にはADHD(注意欠陥・多動性障害)を併発していて全く片付けられないというタイプもいます。

アスペルガーの人は定型発達の人と比べてADHDを併発する可能性が高いですが、アスペルガーの「捨てられない」という特徴と、ADHDの「片付けられない」という特徴が両方出ているような人は、これも潔癖どころか部屋が汚部屋化します。


「ちょっと潔癖性」「ちょっと物が多い」くらいであれば、そのこだわりを邪魔されることはアスペルガーにとっては大変大きなストレスなので、邪魔しないでスルーしてあげる方が良いと言えます。

しかし、潔癖性過ぎて家から出られない、極端な家事を奥さんに強要する、家が汚部屋で周辺住民にも迷惑をかけるなどの具体的な問題が起こるレベルであれば、精神科・心療内科などの専門医に相談に行った方がよいと言えます。




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