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アスペルガーは笑顔が不自然 〜感情はあるのだけれど、表情などで表現するのが苦手で、笑っても目が笑ってないのがアスペ〜

アスペルガーの人は表情に乏しく、笑顔もほとんどない上に笑顔になってもわざとらしいという指摘があります。




アスペルガーの人が相手と綺麗に反応し合うようなスムーズなコミュニケーションができないと言う点については「相互応答性の障害」と言われています。

定型発達の人同士のコミュニケーションでは一人の発言や行動が周囲に波紋のように広がり、反響し、反応を得て、また反応するというように進んで行きます。

その過程では話している人どうしの間で声のリズムが同調したり、体の動きが同期したり、ときには互いの体がダンスを踊るように動いたりすることがあります。


このように言葉以外の部分が同調しあってコミュニケーションが進んで行くという性質を相互応答性と言いますが、アスペルガーの人はこの部分に障害があります。

だから、みんなで盛り上がって話している時に突然冷たい言い方で話を遮ったり、逆にみんなが落ち込んでいる時に一人で冗談を一方的に飛ばしたり、ということが起こります。

相互応答性に障害があるので、会話の最中も視線が合いにくく、声の調子が単調だったりしがちですが、会話の最中の表情の変化も乏しいという特徴もあるため、笑顔が少ないと言われることがあります。

楽しいとかおもしろいと感じることがないわけではないのですが、アスペルガーの人は普段から定型発達の人より多くのストレスを抱えながら生きているため、幸福感を感じることが少ないという説もありますが、これも笑顔が少ない原因の一つとも考えられています。

これにより青臭くて垢抜けない印象を持たせたり、堅苦しい印象を持たれたりすることも多いです。

コミックエッセイ「旦那(アキラ)さんはアスペルガー」では、アスペルガー受動型の旦那さんについて、奥さんは「喜怒哀楽がないわけじゃないんだけど、無口だし表情が地味」と解説しています。

がんばって笑おうとしても目が笑っていないと言われることも多く、その目の冷たさや無表情さは「目が黒いガラス玉のよう」「目が黒い穴のよう」と評される人もいます。

中には、お気に入りの野球チームが優勝してすごく嬉しい場面、周囲ではファン同士で大盛り上がりしているのに、アスペルガーの人はほとんど無表情という場合もあると言われてます。

この例が示す通り、アスペルガーの人にも感情はあります。
(お気に入りの野球チームが優勝して本当に嬉しくないということは、それは感情がないのではなくそもそもお気に入りではないといえます。)

ただし、感情を表現するのが極端に苦手であるため、無表情になったり笑顔が不自然になるのです。

私も「目が黒い穴のよう」とまでは言われたことはありませんが、妻からは「何を考えているのかわからないのが辛い」とよく言われていました。

アスペルガー本人はそれでも問題ないことが多いですが、初対面の人同士で協力して何かをするときや、自分がリーダーシップを取ってチーム一体で何かを成し遂げる必要がある場面、周囲と仲良くなる必要がある場所などでは自分がつまらなさそうな顔をしていることで盛り下がらないように気をつける方がいいことがあります。

アスペルガー本人があまりに無表情で周囲が冷めてしまわないようにするには、普段から口の両端を上げて笑う練習をすることが有効です。

また、アスペルガーの人があまりに無表情であるため、何を考えているのがわからないというのがストレスになっているという人は「アスペルガーの人には表情がほとんど変化しないことが多い」というのを理解し、そういうものなのだと受け入れることが得策です。




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