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アスペルガーは研究者として成功する人が多い 〜記憶力・想像力・集中力は研究者向きであり、研究好きという特徴は他の仕事でも活きることは多い〜

アスペルガー症候群の人に向いている職業として研究者が挙げられており、実際に研究者として成功している人が多いのも特徴です。




アスペルガーが研究者に向いている理由と有名な研究者

精神科医の岡田尊司氏の著書「アスペルガー症候群 (幻冬舎新書)」では、アスペルガー症候群の人に研究者が多い理由について、アスペルガー症候群の特徴である限定した興味の範囲に対する高い集中力、優れた記憶力からあるジャンルに対して豊富な知識を持つことも珍しくなく、その資質は研究者になるのに向いていると指摘しています。

また、アスペルガー症候群の人は、相手の気持ちを想像するのは苦手でも、空想にふけり頭の中で架空の理論や物語を考え上げる想像力には優れたタイプがいて、これも偉大な発見や発明をする研究者になって成功するのに役に立っているとされています。

アスペルガーの特徴がはっきり出ている偉人としてアインシュタインが挙げられることが多いですが、アインシュタインは若かりし頃、昼は特許局で地味な仕事をこなし、夜は脳みそ全開で理論物理学の研究に没頭したということで知られています。

アインシュタインの場合、その集中力に加え、まだこの世で知られていない相対性理論を想像したアスペルガーならではの発想力と、これもアスペルガーならではの数学的な明晰さが偉大な研究完成につながったという点も同著では指摘しています。

更に、他にも「進化論」のダーウィン、哲学者のカント、「禅の研究」の哲学者・西田幾多郎、「我、自閉症に生まれて」の著者テンプル・グランディン、哲学者のウィトゲンシュタイン、哲学者のセーレン・キルケゴール、物理学者の益川敏英氏、コンピュータの原型を作った数学者のアラン・チューリング、など数多くの人がアスペルガーの特徴を活かして偉大な成果を出した研究者となった例として紹介されています。




経営コンサルタントとして成果を出した私の特徴

私は大学を出てからはコンサルティング会社に就職し、経営コンサルタントとして一定の成果を出しましたが、これも研究好きの面が活きたと思います。

私が経営コンサルタントとして成果を出したやり方は、成功事例を研究することから始めるのですが、研究する対象は「中小企業」「アパレル・雑貨のネット通販ショップ」に絞り、それらの企業の経営指標や成功要因を調べて成功するルールを次々と明らかにして行くという方法をとったことです。

私がやろうとしたのは「経営全般」につながる成功法則を探そうとするような膨大な研究ではなく、中小企業のアパレル・雑貨のネット通販ショップにおいて、「このポイントを押さえれば成功する」「この方法でこれくらいの投資をすれば売上はこれくらい伸びる」「この手順で取り組むとこの数値がこれくらい改善する」という成功ルールを明らかにすることだけだったので、実際はこれはそんなに難しいことではなく、数年でかなりまとめることができました。

これには私が経営や成功法則に興味があり、「数字が好き」「分析が好き」「このルールで説明できるという秩序が好き」というアスペルガーの特徴が出て活きた例だと思います。

経営コンサルタントには偉人と言われるような人はまだいないのであまり目立ちませんが、かなり高収入の部類に含まれる仕事であり、アスペルガーの研究好きの特徴が活かせれば仕事でも成功できるという例になると思います。



研究者として成功するアスペルガーの特徴と子育ての際のコツ

アスペルガーの人は研究者として成功することが多いですが、この特徴は幼少期から現れていることが多いです。

アスペルガーの子どもの中には、記憶力に優れていて細かいことまで何でも覚えている子ども、限定された狭い範囲に異常なほどの興味を抱いて「○○博士」と呼ばれるほどになる子ども、いつも空想にふけっていて物語を書いたり架空のことを考えるのに夢中になる子どもなどはその特徴が研究者になるのに活きることが多いです。

ただし、記憶力に優れているタイプの子どもは「すごい」「頭がいい」「天才だ」といったように褒められることも多いですが、狭い範囲の博士になり他の興味を持たないようなタイプの子どもは「もっと外で遊びなさい」「一人でではなく友達と遊びなさい」「算数だけでなく国語もがんばりなさい」というように言われることも少なくありません。

空想にふけるタイプの子どもも同様で「お話ばっかり書いてないで・・・」「ボーっとしてないで・・・」と言われることも少なくありません。


私の場合、学校の勉強の成績はよかった上に、ルールを守ることを大事にする子どもだったので宿題もいつも完璧に提出していたのですが、授業の邪魔ばかりしているので授業中は怒られてばかりいました。

今思うと、宿題も毎日出して、テストも毎回満点を取ること、授業の邪魔をしないことを条件に、得意だった算数などは上の学年の授業を受けさせてもらうようお願いしていればよかったと思っています。

阪神タイガースとF-1の博士のようになっていたので、阪神タイガースの新聞記事の切り抜きを集めたり、二人でやる用の野球のカードゲームにハマって一人で延々遊んでいたり、F-1の車種やドライバー別の成績を紙に書き出してまとめるのは好きでしたが、友達と遊ぶのはそこまで多くはなく、よく「外に遊びに行きなさい」と言われていました。


記憶力が優れているタイプの子どもは研究者だけでなく、医者、弁護士、税理士など豊富な知識が必要とされる仕事で活躍する可能性が大きいです。

限定された範囲に深い興味を持つタイプの子どもも研究者だけでなく、機械に興味があるならエンジニアやIT企業経営、デザインやビジュアルに興味があるならデザイナーや建築家、物語を考えることが好きなら映画監督やライターなど、興味がある範囲に没頭させてあげることで仕事に活かすことはかなり広い範囲で可能です。

今では仕事の種類というのは大幅に増えているので、例えばゲームのような一見何の仕事の役に立たなそうな興味でも、今ではゲーム開発者、ゲームライター、プロゲーマー、ゲーム実況、ゲーム会社のマーケティング担当などの幅広い仕事が誕生していて、これらはいずれもその職種の専門学校まで出来ているほどメジャーな仕事になっています。


ネット通販やスマホ関連のように、今ある仕事には、今その仕事をしている人が子どもの頃には存在しなかった仕事もありますし、ゲーム実況のように今その仕事をしている人でも数年前までそんなものが仕事になるとは考えもつかなかったような仕事もあるので、子どもが興味を持っていることが「何の仕事にも役に立たない」と判断することはほとんど不可能だと思います。

そして、将来そのような仕事に興味を持った際にアスペルガーの特徴が活きる場面は多いですし、アスペルガーに向いていない仕事に興味を持ったとしてもアスペルガー症候群というのは生まれながらの脳の障害なので完治できるものではないため、いずれにしてもアスペルガーの特徴を伸ばしてあげた方が得だと言えます。

私は幼少期から外で遊ぶことが少なかったためか、走るのは遅く、あらゆる球技は苦手で、今でもジムで計測すると筋肉量もそんなに多くもないですが、アスペルガーの特徴が活きて経営コンサルタントとしての研究、講演、そして今ではゲームでも、糖質制限ダイエットでも、北朝鮮旅行でも、アスペルガーでも、興味をもったものは何でも研究してしまう研究好きのこの特徴は、色々なブログを書くのに役に立っていますし、ブログは収入にもなっています。

私が今、家で好きなことに没頭して暗く遊んでいた幼少期の私に声をかけるならば、「みんなと同じように外で遊ばなくてもいいから、ハマったものにトコトン集中したほうがいいよ。それを仕事にできる環境は、将来インターネットとかの技術革新により整うから。」と言うと思います。

そして、インターネットが今から先の将来にどうなるかは私にはわかりませんが、技術革新はこれからもずっと続くので、今、何かを研究することにハマっているアスペルガーの子どもがいて、親からの指導や周囲と違うことに悩んでいるようなら同じことを言いたくなると思います。




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