アスペルガー症候群ランキング 忍者ブログ

アスペルガー夫の特徴と対応策ブログ

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > アスペルガーの特徴 > アスペルガーの特徴が見られるとされる偉人 〜ヒトラー、エジソン、ディズニー、ビルゲイツ、三島由紀夫まで〜

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アスペルガーの特徴が見られるとされる偉人 〜ヒトラー、エジソン、ディズニー、ビルゲイツ、三島由紀夫まで〜

アスペルガー症候群だったと噂される偉人や芸能人は多くいます。




ネット上ではあの人もアスペ、この人もアスペ、というように噂されている人が多くいますが、医学的には「社会性の障害」「コミュニケーションの障害」「想像力の障害」の3つ組の障害があることがアスペルガーの条件であるとされていて、「ちょっと空気読めてないっぽいこと言うけどアスペではない」という人も多くいます。

ここではネット上の噂は除いて、精神科や心療内科の専門医が「アスペルガーの特徴が見られる」と取り上げている人についてまとめます。


アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)

歴史上トップクラスとも言われる天才科学者であり、豊富な想像力でまだ誰も存在を指摘してすらいない相対性理論を提唱したアインシュタインはアスペルガーの典型とされています。

アスペルガーは興味を持ったことには昼夜を忘れて没頭し、仕事中毒になることも多いですが、アインシュタインは大人になると研究者時代は昼は特許局の仕事、夜は理論物理学の研究に没頭していました。

また、深夜には研究仲間と夜通し議論にふけることが好きだったと言われていますが、当時、最も議論を交わした相手は当時新婚であり、空気の読めなさも見られています。

見た目は気にせず、ボサボサの髪をしし、子どものような明るく無邪気な言動で、おどけた態度を取ることが多くあった点もアスペルガーらしさを指摘されています。

アドルフ・ヒトラー(政治家)

ヒトラーは幼少期から空想することと絵が好きだったので、視覚的感覚に優れているタイプのアスペルガーだったとされていて、青年期は画家として食べて行こうとして路上で絵を売っていた頃もあります。

結局、絵では成功しませんでしたが、軍隊に入ると秩序を重視し、構造化された環境が合って出世しました。

政治活動を始めると演説のうまさで頭角を現しましたが、それは普段の会話からキャッチボールではなくアスペルガーらしい演説調だったことが幸いしているとされています。

幼少期から独裁者に上り詰めるまで、対人的に不器用で友達もいなく、人と体がふれあうことを嫌っていました。

動きが不器用だったことがコンプレックスだったので、自身の不器用さを補うために形式的なポーズを周囲にも強いましたが、これもアスペルガーの指導者によく見られる傾向だと言われています。

トーマス・エジソン

エジソンは幼少期から観察・記憶・質問が鋭く、何でも実験したがる子どもでした。

あまりに奇異な行動を繰り返していたエジソンは、やがて学校を退学になり、母親に勉強を教わるのですが、エジソンの母親は「読み書きや算数のレッスンは時間を決めてやるし、本が好きなので興味のある本は買い与えるが、それ以外は何でもやりたいようにやらせて想像力が存分に発揮されるようにする。」という教え方をしました。

この指導法はアスペルガーの子どもの教育法のモデル例として今でもよく紹介されています。

私は小学校低学年の頃にこのエジソンの伝記を読み、非常にうらやましく思った記憶があります。

なお、アスペルガーの人にはビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、ウォルト・ディズニー、井深大のように、得意な科学・芸術のジャンルをビジネスにして成功した人が多いですが、エジソンも発明だけでなく、特許を取ってビジネスにすることでも大成功した商売人として知られています。

このビジネスの才能は小さい頃から見られていたようで、新聞の売り子、新聞の発行、電信などに取り組みビジネスを学んでいます。

ウォルト・ディズニー

ウォルト・ディズニーは幼い頃から視覚的把握能力に長け、マンガを描くのが好きでした。

子どもの頃、新聞配達をしていた頃は報酬を全て父親に取られていたのですが、ある日自分の描いたマンガを初めて買ってもらったときに、手にした報酬に計り知れない価値を感じました。

これがきっかけでマンガを描き、キャラクターをビジネスにすることで大成功をおさめるまでになりました。

チャールズ・ダーウィン(自然科学者)

幼少期は貝殻、石ころ、コイン、封筒のシールなどの収集家で、リストマニア、分類好きというアスペルガーの特徴が見られていました。

アスペルガーらしく独学を好み、名門大学の講義に出ても「講義には利益はなく、不利益ばりが多いように思われる」という言葉を残しています。

また、ダーウィンの奥さんは「今まで会った誰よりも素直で、隠し事の出来ない人。口から出る全ての言葉がいつも本心。」と語っており、これはアスペルガーの夫婦のコミュニケーションを理解する上で非常にわかりやすい言葉だとされています。

なお、アスペルガーは結婚も論理的に判断し、結婚相手に求める項目のチェックリストを持っている人もいると言われており、私はまさにこのタイプです。

ダーウィンはこの奥さんとの結婚に迷った際、結婚するメリットとデメリット、結婚しないメリットとデメリットを書き出し、論理的に判断した結果、結婚するという結論を導き出した上で「証明終わり。」と言ったと言われています。

ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)

幼少期から知的能力は優れていて、百科事典をAからZまで読み通すような子どもで、乗り物に夢中という狭い範囲への興味を持っていましたが、社会性や行動は際立って幼く、いたずら好きで字はへたくそ、体を前後に揺さぶるのが好きで木馬に何時間も乗っていたそうですが、これらの点がアスペルガーの特徴が出ているとされています。

大人になってからも身だしなみに無頓着で、巨大企業の社長になってもジーンズ姿だったという点もアスペルガーの特徴です。

アスペルガーらしく、部屋は散らかりまくっていて必要なものがいつも見つからないため、家族で宝探しをして見つけた人に賞金を出すとまで言っていたというエピソードも残っています。

また、一人遊びが好きなアスペルガーらしく、大人になってからは水泳、ヨット、山歩きなどのアクティビティを好んでいたと言われています。

またビルゲイツも他のアスペルガーに見られるように幼少期からパズルゲームと本が大好きで、特に本は数学や科学の本から児童書まで夢中になって読んでいたと言われています。

マハトマ・ガンジー(インドの独立運動家)

インド独立の父であるガンジーは知的能力が高く、弁護士になったものの、対人関係ではいつもおどおどしていて、初めての法廷では話すことすらできないほどでした。

しかし、アスペルガーらしく、インドは独立すべきというゆるぎない信念と正しさへのこだわりを持っていたことから、摩擦やもめ事を起こしながら妥協せず、独立運動のリーダーとしてインド独立を実現させるに至りました。

三島由紀夫(作家)

三島由紀夫は中学の頃から異常なほど語彙が豊富でした。

アスペルガーらしく完璧主義、美意識へのこだわり、秩序重視が見られ、作品の登場人物は人間的な自然さや情愛に欠けるように映っています。

自衛隊占拠から切腹に至るまでの最期の事件は、アスペルガーが起こす重大事件に見られる傾向に一致するとされています。

宮沢賢治(作家)

アスペルガーの中には、早くにビジネスで成功し、引退後は隠居して仙人のような生活を送りたいと考えている人がいます。

私も33歳でリタイヤし、沖縄に引っ越して来て今はゴルフをしたりしながらゆっくり過ごしていますが、宮沢賢治は更にはっきり隠居思考でした。

花巻農業学校の職員であり、作家・詩人だった宮沢賢治は退職後は農場での貧しい暮らしを自ら選び、詩、童話、音楽を心の支えとして聖者のような生活を送りました。

アスペルガーの中にはパートナーと一生身を固めることを重視するタイプ、極めて女性に奔放なタイプの他に、生涯独身タイプも見られるそうですが、宮沢賢治も生涯独身でした。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(音楽家)

モーツァルトは大人になってもいつも落ち着きがなく、手を動かしたり、急き込むように話しかけたりし、気分は不安定、癇癪を起こして突然「俺のケツを舐めろ!」「糞を垂れてやる!」下品なことを言い出すことで知られていました。

金銭管理をはじめとした身の回りのことは完全にダメで、ギャンブル依存症になったこともあることから晩年は借金と貧困に苦しみました。

幼少期は多動、衝動性、情緒不安定などが見られ、ADHDも併発しているとも言われています。

スティーブ・ジョブズ(アップルコンピュータ創業者)

ジョブズと言えば起業で大成功しても服装には頓着しないことが有名ですが、若い頃からネクタイも締めない、スーツも着ないどころか、風呂にもほとんど入らず、ヒッピー同然の格好で裸足で商談に来たこともあったそうです。

アップルコンピュータが大きくなってからは少しは気にするようになったのですが、それでもいつも黒のTシャツにジーンズがトレードマークでした。

井深大(ソニー創業者)

井深大は幼少期から科学少年で進学校に進学したけど、アスペルガーらしいこだわりが悪い方に出て漢文の先生と「レ点の是非」について喧嘩になり、抵抗として漢文のテストを白紙で提出して留年するという経験をしています。

そんな中でも無線に強い興味を持ち続け、無線機の製作やバッテリーにかかる費用を母親から負担してもらいながら、後にトランジスタラジオの世界への拡販につなげています。

ウインストン・チャーチル(元イギリス首相)

第二次大戦の英雄チャーチルは、幼少期はイタズラ好きで喧嘩やトラブルが絶えない子どもでした。

水泳や射撃などの個人競技は得意だけれど、クリケットなどの団体競技は苦手で、大人になってからは読書をしたり文章を書いたりすることを好むようになったそうです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家)

ダ・ヴィンチはアスペルガーの特徴であるように、人を人間として見るよりは物として中の構造が知りたいと捉える人で、防腐剤もなかった時代に死体を解剖してスケッチしたという行動をとっています。

本居宣長(学者)

江戸時代に「古事記伝」などを残した本居宣長はかなり行き過ぎた地図マニアで、自筆の地図が今でも数多く残されています。

また、知識をシステム化せずにはいられないというアスペルガーらしい衝動が古事記伝の完成につながったとされています。

そして、開業医もしていたそうですが、患者に対してはアスペルガーらしく笑顔一つ見せないというエピソードも残されています。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン(童話作家)

アンデルセンは幼少期は他の友達と一緒に遊ぶことはまずなく、学校でも遊びには加わらずに教室に残っていたという子どもで、好きなことは人形の衣装を縫うことと庭の1本の木の葉っぱをずっと見ていることでした。

人形の衣装を自分で作り、自分で脚本を作って人形芝居をし、空想を膨らませることで物語を作ることを学んだと言われています。

グラハム・ベル(発明家)

電話を発明したグラハム・ベルはアスペルガーらしく人付き合いは好まず、家族との団らんにも関心を持たずに孤独に研究を続け、電話を発明したことで知られています。

電話会社を設立して大成功させた後も質素な生活を続け、毎日同じ生活パターンで日々の研究を続けていました。

ジョージ・ルーカス(映画監督)

映画「スター・ウォーズ」を製作したジョージ・ルーカスは幼少期は工作と大工仕事に夢中で、2歳の時にはノミとハンマーを持って自宅の壁を工事しようとしたという話が残っています。

この工事の能力を活かし、後のスターウォーズの世界のように自ら作った要塞と乗り物で戦闘ごっこを飽きることなく続けていたというエピソードは「ごっこ遊びが苦手でないタイプのアスペルガーは、一つのごっこ遊びを延々続ける傾向がある」という特徴に当てはまっています。

その後、マンガ、アニメ、車の改造にもハマったり、人より物に興味があるために若い頃に作った映画は人間ではなく皿や車が主人公だったり、自分の映画の撮影中に人付き合いをしたくないから演技指導をせずに新聞をずっと読んでいたりなどという行動もアスペルガーの特徴に当てはまっています。

字も汚かったといいます。


アルフレッド・ヒッチコック(映画監督)

表情が乏しく、冷ややかな態度で身のこなしが珍妙だったことから後の奥さんとなる当時編集職の女性が会った瞬間吹き出しそうになったと言われています。

恋愛においては彼女がいてもまるで気づかないように振る舞っていたそうで、プライベートな話やくだけた会話をすることもなし、プロポーズはなぜか仕事中に船の上で奥さんがひどい船酔いでフラフラのタイミングにされました。

視覚的才能を活かして優秀な映画監督になったり、プロポーズのタイミングの空気が全く読めていなかったりする点は典型的なアスペルガーの特徴とされています。

ちなみに私もプロポーズする時は、雰囲気などは全く重視せずプロポーズしました。

私は妻の家でプロポーズしたのですが、その日は妻が熱で休んでいる時で、妻が後に言っていたのは「お風呂も二日入ってない、髪の毛ボサボサ、頭フラフラの時のプロポーズだった。」そうです。

ちなみに、なんでそんなことになったのかと言うと私がアスペルガーという気持ちが読めない発達障害だからなのですが、妻いわく、「女子の間では、概ね、『婚約指輪パカってしてくれたんめっちゃいいやん!』『でも熱の時って…空気読めてないね』って感じの反応」だそうです。

このような女子(?)は、視覚障害の人が彼女の髪がボサボサの時にプロポーズしたら同じことを言うのかと思うと、勉強不足とは恐ろしいことだと感じます。


アラン・チューリング(数学者)

コンピューターのコンセプトの原型となったチューリングマシンを作ったチューリングは幼少期から数学の才能を発揮していましたが、左右の違いがわからず、英語やオランダ語はクラスで最下位、字もへたくそで、英語とオランダ語の成績が悪すぎて奨学金の選考にも落ちるという経験をしています。

ウイリアム・バトラー・イェイツ(詩人)

幼少期は蝶や我の収集にハマりいじめられたが、チェスだけは人に勝っていました。

九歳まで字が読めず、詩人として成功し、ノーベル文学賞を受賞した後も綴りを間違えてばかりということが続きました。

収集趣味、パズルなどの規則性あるゲームが強い、仕事で成功を収めるがコミュニケーションは変わっているという特徴が出ていると言われています。

セーレン・キルケゴール(哲学者)

「死に至る病」などの実存主義哲学の先駆者として知られるキルケゴールは孤独癖を持ち、誰かが見ていると食事も摂れず、一度も結婚しなかったのだけど、一度だけ、一人の女性と婚約して自ら破棄、その後もその女性を何度も愛してしまうなどのアスペルガーに見られる反復癖が見られた言います。

あまりに繊細な神経を持っていたので知的能力は高かったものの一度も生業につくことはなく、父の遺産を計画的に消費し、ほぼぴったり使い果たして亡くなったそうです。

トーマス・ジェファーソン(元アメリカ大統領)

アメリカ独立宣言を起草したアメリカ建国の父の一人ですが、人前で話をしたり食卓をともにするのが苦手で、数語以上話したことがなかったと言われています。

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(哲学者)

ウィトゲンシュタインも隠居思考タイプのアスペルガーだったと言われていて、大学に勤務していた頃から次第に隠居することを真剣に考えるようになり、相続遺産を放棄し、ノルウェーの寒村で田舎の小学校に赴任する道を選び、後生を過ごしました。

その後は結局小学校教師には馴染めず、職に追われることになってしまいました。



これらの他にも戦国武将の織田信長、江戸時代の発明家の平賀源内、幕末の志士の坂本龍馬、建築家のガウディ、画家のゴッホなどもアスペルガーの特徴を活かして偉大な功績を残した人として知られています。

偉人の特徴を例にとってアスペルガー症候群を深く理解するのなら「アスペルガー症候群」が最もお勧めです。

アスペルガー症候群の特徴や原因、対処法などについて、豊富な例をもとに医学的に根拠のある解説と提示がなされた本です。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村
PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP