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はじめまして。

はじめまして。
アスペ女子ですが、なんだか一方的だなと思いました・・・。

例えば、相手に求める条件というやつ。
お互いの邪魔をしない事、ならわかりますが、私の邪魔をしない事と言ってしまうんですね(笑)
一人前の妻になってくれる、というのもすごい話です。
一人前の夫になる自信がおありならどうぞって感じですが(^_^;)
一人前の定義ってなんなのでしょうね。

私もアスペ故に知らず知らずのうち相手を傷つける言い回しになる事がありますが、これはそういう性質の問題ではない気がします(^_^;)

アスペの性質は共感するのが難しいという事であって、決して自分の事しか考えられないというわけではないので、この記事を読んだ定型さんに誤解が広まらなければいいなと思います(汗)

アスペルガーの彼氏は行動が変 〜恋愛の始まり、付き合い始め、結婚まで理解不能な言動が満載〜

アスペルガーの男性と付き合っている定型発達の女性であれば、彼氏は変わった言動を取ることが多いです。




アスペルガー彼氏との恋愛の始まり

アスペルガー専門のカウンセラーであるマクシーン・アストン氏の著書「アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと」では、アスペルガーの男性が知っておくことだけでなく、アスペルガーの彼氏を持つ女性が知っておくべきことがふんだんに紹介されています。

アスペルガーの男性の中には同じアスペルガーの特徴を持つ女性を好きになる人もいますが、アスペルガーの人数が少ないこともあり、多くの場合、自分にないものを持っている女性を好きになることが多いです。

アスペルガーにないのは社会性・コミュニケーション能力・想像力ですが、逆に思いやり、社交性、母性を持ち、アスペルガーが抱え込みがちなストレスをやわらげてくれる女性に会うと、「アスペルガーにとって必要な通訳やガイドになれる」とマクシーン・アストン氏は解説しています。

私も妻に対しては最初から結婚を前提として交際をしていましたが、妻に求めていたのは「私と一緒に人生を楽しんでくれること」「成長してそのうち一人前の妻になってくれること」「私の邪魔をしないこと」「やる気」「前向きさ」などで、ちょっとよくいる恋愛結婚の人の感情とは違っていました。

そして、「私が苦手なところを埋めてくれること」という役割も期待していました。

私が苦手なところというのは家事や細かいこともそうですが、比較的早く人と仲良くなれること、他人を味方につけるのがうまいことなどは私に苦手な点なのでこれを持っているという点は最初から高ポイントでした。

アスペルガーの人は結婚相手に求めるもののチェックリストを持っているタイプがいますが、私はまさにそのタイプでした。

私が今の妻と付き合うまでには、

1.まず、結婚のメリット、デメリットを考え、結婚するかしないかを考えた結果、結婚するという結論に至る
2.次に、結婚相手を誰にするかを考えるために、結婚相手に求めるものを考え、今の妻が候補に浮上
(ここで誰も浮上しなければ、いい人が浮上するまで誰とも結婚しないことにしていました。)
3.妻の過去の言動などを思い出し、再度チェック、私の中で「合格」という判断が出る

という過程がありました。


また、私の場合は幸いにも初めてのデートで告白してその場でOKをもらえましたが、アスペルガーは相手の感情がわからないので、それまでに

・どうやって女性と仲を深めたらいいのかわからない
・女性は何をしたら喜ぶのか、何をしたら怒るのかわからない
・彼女が自分に関心があるのか、ないのかがわからない
・どうやって告白したらいいか、どうしたら嫌がられるかがわからない

という原因から、プレゼント選び、デートの場所選び、告白の仕方など理解不能な行動を取る人も多いです。

アスペルガーのコミュニケーションはかなり独特なので、デート中に

・やんわり「こういう店が苦手」と言ったのに、その苦手な店に行く
・最近あった悲しい話をしたのに、淡々と返され、悲しい感情を共感した気がしない
・突然、独演調になる
・身の上の重い話や性的な話を仲良くなる前にいきなり切り出す

などの理解不能な言動も見られます。

これらは悪気があるのではなく、「言葉の裏の意味が理解できないので『やんわり』のメッセージが伝わらない」「心が共感することができない」「会話のキャッチボールが出来ない」「相手との距離感がわからない」「空気が読めない」という障害なので、これは付き合ってからも、結婚してからも、基本的にずっと続く場合がほとんどです。

どうしても受け入れられないなら別れるしかありませんが、後述するように、対応法はありますので「反応は薄いけどイケメンだし」「空気読めないけど年収1500万だし」「かなり変だとは思うけど、こっちも年齢も年齢だし」などの事情からできれば継続したいということであれば、対応法を学ぶ方がよいです。

アスペルガーの彼氏への対処法は「変な言動は受け入れる(諦めるのではなく「受け入れる」)」「(根本的な障害を指摘するのではなく)『この時はこうしてもらえると嬉しい』と具体的に指示を出す」「苦手なことはやってくれるとアテにせず(期待はしてもいいけどアテにしてはダメ)、やってあげる(その代わり、アスペが得意なことは彼氏にやってもらう)」などの対処法でほとんどクリアできます。

なお、アスペルガーの男性から告白されて振る場合、あるいは付き合っていた彼氏と分かれる場合、はっきり言うのがコツです。

アスペルガーは言葉の裏の意味で受け取れず、言葉のそのままの意味で受け取るため、「私よりもっとすてきな人がいると思う」と言うと「そうだとしても今まで会った中で一番好きだから告白してるんじゃないか。」と反応するかもしれないし、「考えとくわ」と言うと「今も考えているはずだけど、いつ結論が出るのだろうか。」とずっと思い続ける可能性があります。

「ごめんなさい。付き合えません。」と言う方がお勧めです。


アスペルガーの彼氏の異変に気づく

アスペルガーの彼氏はいつまでたっても相手を喜ばせたいという気持ちは強い場合が多いですが、相手が何をしたら喜び、何をしたら喜ばないかはどれだけ考えてもわからないので、失敗することが多く、その上、その失敗行動は定型発達の人には理解不能なレベルであることが多いです。

多くの場合、相手がどうも思っていた人と違うと気づくのは定型発達の人が先に気づくとマクシーン・アストン氏は指摘しています。

多くの定型発達の女性にとって、アスペルガー彼氏の一番気に入らない点は「求める形での愛情表現がないこと」だとも指摘しています。

行き過ぎたこだわり、明らかにおかしな言動、社交的な付き合いの消極さ、しばらく付き合った彼氏なのにいつまでたっても意図を理解してくれないことなどがストレスになる女性もいます。

これらはアスペルガーの比較的根本的な障害なので、これらの特徴が出ている場合、その特徴はほとんど治ることはありません。

一方、「私のどこが好き?」と聞いたらかなり考え込んだ上に「家事の能力」のような女性としての魅力とは違うような返事が返ってくる、人前で発言の間違いを訂正する、その日の出来事を話してくれないなどの不満材料も色々出てきますが、これらの細かい(けどイラっとする)特徴は「そのような時はこのように答えてもらえると嬉しい」と、相手を批判しないよう気をつけながら具体的に指示を出すと改善する可能性は大きいです。

なお、定型発達の女性がアスペルガーに似て来ることはありますが、アスペルガーが定型発達の人のような行動を取れないのは脳の機能障害が原因なので、アスペルガーが発達障害の人に似ることはなく、これが更なるストレスになることもあります。

そして、これらのことを定型発達の女性が苦しんでいることをアスペルガーの彼氏に伝えても、アスペルガーは頭では理解しますが、心では理解ができず、共感もできません。

これにより、アスペルガーの彼氏にも負担がかかるようになってきます。


次いで、アスペルガーの彼氏も異変に気づく

この段階になると、アスペルガーの彼氏も二人の関係の異変に気づくようになります。

付き合い始めたばかりの最初の頃は自分のアスペルガーの特徴をおもしろがっていた彼女も、だんだんアスペルガーの特徴を批難するようになり、関連した様々な不平不満を自分に言うようになり、関係が変わって来たと感じるようになります。

アスペルガーの人は自分が否定されるのではないかという警戒を持ちやすいという特徴があるので、この段階からアスペルガーも言い返して口論が激しくなります。

多くのアスペ夫と定型発達奥さんの夫婦と同じように、私たちの夫婦でもそれぞれがこのモードになると口論になりますが、多くの場合、妻の言い分は「私はこうしてほしいんだ。」というもので、私の言い分は「俺はそうしているのに何が不満なんだ」「努力はするがそんなことはすぐにはできない。なぜ自分でも実現不可能だとわかっていることをいつも求めるのか。」「そうするべきでない。」というものが多いです。

さらに、アスペルガーの男性は共感できないだけでなく、解決に関心が行く癖があるので、悩みを話すとその話が終わる前に「それならこうしたら。」と解決策を言って話を切ってしまいます。

口論の中で妻が「私はこう思ったんだ」と泣きながら熱弁することも多いですが、かつての私のは「その考え方は間違っている」と言い返すことが多かったです。

当時はなぜこのような無意味な口論をしなければならないのかわかりませんでしたが、アスペルガーの男と定型発達の女性では関心が全く違う上に、アスペルガーの言動はかなり特異なので、アスペルガーの特徴を学ばない限り定型発達の人はアスペルガーの人の考え方は理解しがたいです。

そして、アスペルガーが相手の思うことを想像するということは脳の障害である以上できないので、アスペルガーの人も定型発達の人の思考法を学ばない限りどう行動すればいいのかもわからない上に、知識をもとに行動はできるけど直感で察して行動することはできないので、普段から定型発達の人と同じように行動してほしいというリクエストは実質対応不可能なのです。

アスペルガーの彼氏が「これから自分が責められる」と感じないよう、話の冒頭で「今から言う話はあなたを責めているのではないんだけど。」という言葉から始めたり、解決策で話を切られないように「今から、ただ聞いてうなずいて欲しい話があるんだけど、いい?」という言葉から話したりすることが重要です。

また、アスペルガーの人はほとんど常にストレスを貯めている上に、自分の時間を邪魔するのが嫌いなため、話すタイミングを選ぶのも重要ですし、見ることより聞くことの方が苦手なため、長い話はせず、大事な話は文章で伝えるのも有効です。

アスペルガーの彼氏の異変行動には様々なものがありますが、付き合い続けるためにはアスペルガーの特徴の理解と、それを受け入れることは必須だと言えます。

アスペルガーの彼氏の特徴を知るなら、マクシーン・アストン氏の著書「アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと」が最もお勧めです。

「アスペルガーの男性向け」のようなタイトルの本ですが、「定型発達の彼女がアスペルガーの彼氏について理解するため」としてかなり役に立つ本です。

女性向けの解説やアドバイスも豊富で、医学的な難しい用語などもほとんどなく、わかりやすくて読みやすいです。





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はじめまして。

はじめまして。
アスペ女子ですが、なんだか一方的だなと思いました・・・。

例えば、相手に求める条件というやつ。
お互いの邪魔をしない事、ならわかりますが、私の邪魔をしない事と言ってしまうんですね(笑)
一人前の妻になってくれる、というのもすごい話です。
一人前の夫になる自信がおありならどうぞって感じですが(^_^;)
一人前の定義ってなんなのでしょうね。

私もアスペ故に知らず知らずのうち相手を傷つける言い回しになる事がありますが、これはそういう性質の問題ではない気がします(^_^;)

アスペの性質は共感するのが難しいという事であって、決して自分の事しか考えられないというわけではないので、この記事を読んだ定型さんに誤解が広まらなければいいなと思います(汗)

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