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アスペルガー夫の特徴と対応策ブログ

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アスペルガー夫は感情のセルフコントロールができるようになるとよい

アスペルガー夫と定型発達の奥さんの夫婦の場合、双方がアスペルガー症候群の特徴を理解し、受け入れることが最も重要だと話す専門家が多いですが、アスペルガー夫の側でできる対処法もあり、その一つが感情のセルフコントロールです。




アスペルガーの人は何もなくても定型発達の人と比べて常にストレスを感じた状態で過ごしているので、何か少しでも不快なことがあると癇癪やパニックを起こしやすいため、感情のセルフコントロールが重要になります。

例えば、仕事で高いストレスを抱えている人は家族団らんの時間を確実に設け、オンとオフを切り替えるような生活リズム作りが重要になります。


また、癇癪を起こす前にクールダウンできるようにすることも重要です。

例えば、クールダウンする場所は重要です。

よほど狭い部屋に住んでいるのでなければ、家の中に夫がクールダウンできる自分だけの場所を作ることは重要です。

私は自分だけの場所が必要だと言うのは以前からわかっていたので、これまでも夫婦で引っ越しをするたびに「書斎」と称した自分の部屋を作ってもらうようにしてきました。


また、アスペルガーの人は仕事が終わって家に帰って来ても、なかなかすぐに頭を家族団らんモードに切り替えることが出来ないという人が多いです。

そこで、家に帰る前にジムに行ったりウインドウショッピングに行ったりするなどの30分ほどのクールダウンの時間を設けるという策が有効です。

パートナーの話を長時間聞き続けるのも苦手なので、パートナーに事前に了承をもらった上で、話を聞き続けるのがつらくなったらその場でイヤホンをして音楽を聞くなどするという対策もあります。

他にも、「怒りが爆発しそうになったら、指を左右に動かして目で追う」「怒りが爆発しそうになったら、なぜ怒ったのかを紙に書いてみる」「怒りが爆発しそうになったら、ゆっくり1から10まで数える」などの怒りのマネジメント方法が専門家から提唱されています。

アスペルガー症候群自体は治せませんが、ストレスを貯め込みすぎない工夫、いつでもどこでも癇癪を爆発させないようにする工夫、癇癪を爆発させる回数を減らす工夫などはあるので、これらは試して行くと、アスペルガー夫自身でやってみる価値のある対策だと言えます。

感情、特に怒りの感情をセルフコントロールすることはアンガーマネジメントと呼ばれていて、この概念は結構有名になってきています。

私もアンガーマネジメントについては本を何冊も読んで研究しましたが、「「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書)」という本が最もわかりやすかったです。

これには実践的なアンガーマネジメントの方法がいくつも紹介されています。

ただし、感情のセルフコントロール、アンガーマネジメントについて注意が必要なのは、やり方は色々と紹介されていますが、どの解決策をやってもすぐには解決しないということです。

アスペルガーの人はそもそも癇癪を爆発させやすいような脳の構造になっているので、何があろうと絶対に爆発しない状態になるのには相当な時間がかかります。

アスペルガー夫自身も継続的な努力が必要ですし、奥さんにも長期的な視点で見守ってもらう必要があります。

「なんで、何回言ってもすぐに怒るの!」とすぐに怒る奥さんもいらっしゃると思いますが、結婚生活においては何事においても長期的な視点は不可欠ですので、特にアスペルガーのアンガーマネジメントは長期的な視点で取り組み、パートナーからも長期的な視点で見守ってもらうことも非常に重要です。





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