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アスペルガー夫との付き合い方の基本は「去らず、我慢せず、好きになる」

「アスペルガーの夫の言動に耐えられない」と感じた女性が取る選択肢は大きく分けて「去る(離婚)」、「我慢する」、「好きになる」の3つがありますが、「去る」「我慢する」はよい結果になることは少ないです。




アスペルガー専門のカウンセラーであるマクシーン・アストン氏の著書「アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと」の中では、女性がアスペルガーの男性との接し方について考えることも重要であることを解き、「去らず、我慢せず、好きになる」という付き合い方をすることが最も有益であると書いています。


同氏いわく、アスペルガーの夫のほとんどは「妻に幸せになってほしい」と思っているので、「去る」という結論は夫も望んでいませんし、特に子どもがいる場合は離婚をすることは夫と子どもかける負担が大きくなります。

私も妻からは「私(妻)がいなくても何も悲しまない気がする」「私がいる価値があるのか不安になる」と言われることがあります。

しかし、(全く伝わっていませんが)私は妻を愛していますし、「離婚する」と言われたらかなり動揺すると思います。

そして、定型発達の奥さんから見ると、アスペルガーの夫の行動パターンは理解しがたいことも多いですが、もし離婚して別の男性と結婚しようとしても、多かれ少なかれ、価値観や行動パターンが自分と違う人と生涯を共にすることには変わりありません。

結局は相手を理解し、受け入れない限り結婚生活はうまくいかないのであれば、相手が定型発達だろうとアスペルガーだろうと、「去る」という解決策を取り続ける限り、幸せな結婚生活は手に入れられないと言えます。


また、アスペルガー症候群を深く理解せずに「我慢する」だけをしても奥さんへの負担が大きすぎる上に、子どもがいる場合は親が我慢している姿を見せることも子どもの負担が大きくなります。

私の妻は多い時は毎日のように「なんで私がこんなに我慢しなければならないのか。」と言いますが、これは妻自身をつぶしてしまう非常に危険な考え方です。

私は「我慢しても何もよくならないし危険だよ。」と言うのですが、妻はアスペルガーへの理解がまだ追いついていないため、この点が理解できていません。

我慢して妻自身がつぶれてしまわないよう、一緒にアスペルガーの本を読んだり、話して聞かせたりということがこれからも必要になります。

これも「なぜ、私だけがこんなに頑張ってアスペルガーの勉強をしなければならないのか。」と考えてしまう定型発達の奥さんがいますが、もし別の定型発達の男性と結婚していたとしても、相手のことを理解することは必要であり、アスペルガーの方が勉強の材料が揃っているので、「勉強して相手を理解する」ということに関しては、相手のことを理解しやすいのはアスペルガー夫の方なのです。

これを「勉強する我慢」ととらえるならば、(アスペルガーに関する本や漫画は数多くあり、手軽に手に入るので)「勉強する我慢」が少ないのはアスペルガー夫の方です。

そして、これを「我慢」ではなく「幸せな家庭を作るために必要な努力」と捉えてしまえば、奥さん自身を潰してしまう「我慢」を避けながら、夫婦でうまくやっていけるようになることができます。


そして、「アスペルガーの夫を好きになる」は最も双方にとってよい選択肢で、最も多く取られている選択肢です。

空気を読めない一言を連発していても仕事では成功しているアスペルガー夫は多いですが、このアスペ夫の「空気が読めない」という点に着目すればそれは旦那さんの欠陥に見えてしまうかもしれませんが、「仕事で成功している」という点に着目すればそれは旦那さんの魅力の一つです。

家事はやり忘れだらけで家では全く使い物にならないけど冗談はおもしろいというアスペルガー夫も多いですが、このアスペ夫の「家事のやり忘れが多い」という点に着目すればそれは旦那さんの欠陥に見えてしまうかもしれませんが、「冗談がおもしろい」という点に着目すればそれは旦那さんの魅力の一つです。

前述のアスペルガー専門のカウンセラーであるマクシーン・アストン氏の考えでは「夫が定型発達だろうと、アスペルガーだろうと、去らず、我慢せず、好きになることが大事。」という考え方でもあるようです。





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