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アスペルガー夫に対してはコミュニケーションの方法を工夫するだけでだいぶ話がかみ合うようになる

アスペルガーの人はそのコミュニケーションのやり方が独特なので、それに戸惑ったり困ったりする定型発達のパートナーが多いですが、コミュニケーションの問題の原因は明らかになって来ているので、コミュニケーションのやり方を工夫するだけで、普通に近い形で会話が進むようになっていくことがあります。




アスペルガーの人は否定的な言葉に敏感なので、そもそもポジティブな言葉で接することが基本です。

「なんでできないの!」「なんですぐ怒るの!」というような言葉で話されると、アスペルガーの人は反射的に「これから自分が責められる」「今、自分が責められている」と感じてしまう傾向があります。

ポジティブな言い方ができる場面であれば「できてないんだね。忙しかったのか、忘れてたのかな?今からでいいので、お願いしてもいい?」というように言い換えるのがよいですし、(アスペルガーはそもそもストレスを貯めやすくキャパも低い癇癪で爆発させやすいので)「なぜすぐ怒るのか?」のような解決策のない、つまりポジティブに言い換えられない問題については言及しない方が得策です。

また、アスペルガーの人は表情も空気も読むこともできず、ニュアンスを汲み取ることもできない上に、言外の意味が理解できないので、アスペルガーの人に何か指示を伝える時は、どういう理由で、いつ、何を、どのようにしてほしいのか、その際にはどのような点に気をつけることが最も重要なのかを丁寧に冷静に伝えると相手は納得しやすいです。

「どんな目的でこうして欲しい」「いつまでにこうして欲しい」「(目的語を省かずに)何々に対してやってほしい」「このようなやり方でやってほしい」という説明をすれば、ルールを厳守しマニュアルに従うことが得意なアスペルガーは指示通りにやってくれますが、具体性を欠けるとどれだけ奥さんが大事だと思っている行程でもすっ飛ばしてしまうことがあります。


また、アスペルガーは言葉さえ頭に入ればその意味を理解するので、話すのではなく、敢えてメールや手紙で伝えることも有効です。

私たちの夫婦では妻が外出中に、私がやるべきことを敢えて外出先からLINEで連絡してくることがありますが、これが非常に助かっています。


更にはアスペルガーは秩序やルーティンを好む上に、興味があることには没頭しがちなので、相手が「この時間にはこれをする」と決めている時間以外に話しかけるか、何かに集中していない時に話しかけるか、機嫌がいい時にのみ話しかけるのも有効です。

私はお腹が減っている時は機嫌が悪いので、妻にはその時間にややこしい夫婦の問題の話しをするのは避けてもらっています。


また、アスペルガーの人は予定外のことが起こるとパニックになりやすいので、「今夜、これについて相談をしたい」「明日でいいので、こんな悩みについて話を聞いてほしい」というように事前に話す時間と議案を通知することも有効です。

更に、夫婦の問題や夫について悩んでいることについて、唐突に話しかけると「日々、こんなに頑張っているのに、また自分を非難する話が始まるのか。」と不快に思うアスペルガーの人もいるので、「今から話す内容はあなたを責めるわけでは決してないのだけれど。」から切り出したり、(特にアスペルガーは長い話を聞き続けるのが苦手なので)あらかじめ頭の中で話をまとめておき、結論から話し始めるなどの工夫も効果的です。


このようなコミュニケーションを取るのはめんどくさいと考える定型発達の人もいますが、アスペルガーに伝わらない曖昧な話し方をした結果、何度話しても会話が噛み合わず、アスペルガーの起こす癇癪の対応をする方がめんどくさいと思います。




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