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アスペルガー症候群の人はじっとしてられず、落ち着きがない 〜授業を邪魔し「腹減った」を連呼していた私〜

アスペルガー症候群の子どもはじっとしてられず、落ち着きがないことが多いそうです。




これはアスペルガー症候群と併発しやすいADHD(注意欠陥・多動性障害)の特徴でもあるそうですが、私も小学校の時から授業中におとなしくしていることができず、いつも騒いでいました。

私は小学校の時は家で進研ゼミという教材で勉強していたので、学校の授業はほとんど理解していた上に、進研ゼミに書いてある内容の方が学校の授業より深く、わかりやすいので学校の授業は6年間ずっとつまらなかった記憶しかありません。

あまりに学校の授業がつまらなかったので、私にやることは先生から出る質問に対して全て手を挙げて全て答えること、先生が説明している内容を勝手に補足すること、あとはその時に思いついた雑談を隣の席の友達や後ろの席の友達に話すことしかやることがありませんでした。

更に、まわりの人が「授業を聞きたい(聞かなければならない)」「集中したい(しなければならない)」と考えていることには考えが及ばなかったので、先生やまわりに止められてもそれらは止まることはついにありませんでした。

また、小学校5〜6年生になると身体の成長のせいか、朝ご飯はしっかり食べているのに給食までにお腹が減ってしまう日が多くなりました。

このような日は授業中に「腹減ったー。腹減ったー。」とずっと言い続けていました。
思ったことをすぐ口に出してしまうタイプのアスペルガーの子どもだった上に、「言い続けていれば給食の時間が早まるかもしれない」という思いもあったのかもしれません。

これに対しては、先生が「腹減ったと言っても、給食の時間が早くなることはないから、腹減ったと言わない方が腹が減ったことが気にならないからいいよ。」と冷静に諭されて以来、言わなくなりました。

今思うと、先生のこの対応はアスペルガーの子どもに対するよい対応だと思います。

結果、小学校時代の同級生からは、その後「いつもうるさかった」と言われていました。

通知表にも「落ち着きに欠ける」「もう少しじっくり考えて判断してもよい場面が見られた」という先生からのコメントが残っています。

また通知表の「情緒の安定」という項目で3段階で最も低いC評価をつけられたこともありました。

今は子どもの社会性の障害の程度があまりにも重い場合は、特別支援学校や特別支援学級に入れたり、社会のルールを守れるようになる療育プログラムなどもあるので、これらを活用するのも手です。

私が子どもの頃はまだ発達障害に関する見解が今ほど確立されてなかったので、もし当時「特別支援学級に入ろうか」と言われたら「なんで俺が?」と思ったと思いますが、「将来仕事にも役に立つ、社会性ある行動を身につける療育プログラムを受けてみない?」と親などに言われたら、たぶん受けたと思います。




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