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アスペルガー症候群がわかるおすすめ漫画・厳選3選

私は自分が知りたい知識を本格的に学ぶのには、そのテーマの本を複数冊読むという方法を取っていますが、アスペルガー症候群について勉強するのにも漫画を含めて何冊も読みました。




アスペルガー症候群について書かれた本は実に多数のものが出ています。

アスペルガー症候群について定義や症状、対処法まで詳しく載っている本、アスペルガー症候群を含む発達障害について解説している本、アスペルガーの夫に悩む妻に役立つ内容が書かれた本、人間関係に悩むアスペルガーの成人男性に書かれた本、アスペルガーの子どもを持つ親向けの本など数々の種類が出ています。

Amazonでアスペルガーに関連する本を探すと何百冊も出てきますが、本が苦手だという人は漫画で読めるものがあると助かります。

私が読んだアスペルガーがわかる漫画の中で特にお勧めのものは以下です。

1.アスペルガー症候群がADHDとセットでわかる「マンガで分かる心療内科(13) (ヤングキングコミックス)

このマンガで分かる心療内科シリーズは2017年4月時点で15巻以上出ているのですが、この13巻は発達障害についてと、その中でもADHDとアスペルガーを中心に取り上げています。

この本は何がよいかというと、まず全編がギャグマンガで構成されていて、解説もかなりくだけた言葉で書かれているので非常に読みやすいです。

この手のヘルスケア系のマンガの中にはマンガは挿絵程度で使われていて、ほとんどは難しい文章で書かれているというものも多いですが、このマンガはほぼ全編がマンガで、絵も上手、笑いもあるというかなりの読みやすさです。

心療内科医が書いたマンガなので内容の信憑性も高く、ネット上に落ちているアスペルガーの特徴のようなものとは違って統計や臨床データなども併記されているので説得力があります。

実はこのマンガでアスペルガーを取り上げるのはこの13巻が2回目で、その前に5巻でも取り上げているのですが、5巻はアスペルガー以外のテーマも色々取り上げている上に、5巻に含まれるアスペルガーの話だけであれば実は著者のWEBサイト上で無料で読めるのでそれでもよいと思います。



マンガでわかる診療内科「発達障害・アスペルガー障害って何ですか?」はコチラ


2.アスペルガー症候群の職場・仕事での問題と対応策がわかる「コミックエッセイ アスペルガー症候群の「そうだったんだ!」がわかる本

アスペルガー症候群のサラリーマンの人は職場でもトラブルを起こしたり、うまく周囲と合わせて仕事を進められなくなったりしますが、その対処法が乗っているので、アスペルガーと診断されて職場で様々な苦労をしている方や、部下や上司がアスペルガーである社会人の方にお勧めです。

アスペルガー症候群の人が職場で人間関係に悩んだり、仕事を進める際にうまくいかなかったりといったよく見られるトラブルの解説と、それぞれの解決方法が載せられています。

こちらの本は半分がマンガ、半分が文章による解説ですので、よほど文章が苦手という人は約半分にあたるマンガの部分だけ読んだ方が良いかもしれません。



なお、この本の著者の西脇俊二氏は上記の本の他にも「コミックエッセイ アスペルガー症候群との上手なつきあい方入門 (宝島SUGOI文庫)」という本を出しています。

こちらはアスペルガー症候群の人だけでなく、アスペルガーの旦那さんを持つ奥さんや、アスペルガーの人が職場にいるという人向けのアスペルガーの人への対応法も書かれていますが、マンガは全体の1割くらいで大半が文章です。




3.アスペルガーや発達障害の子どもの超・効果的な治し方がわかる「拝啓、アスペルガー先生 マンガ版

このブログでは大人のアスペルガーの対処法が中心ですが、子育てに関するマンガを1冊だけ選ぶならこの「拝啓、アスペルガー先生 マンガ版」です。

まず、何よりストーリーがけっこう感動します。

ウルっと来てしまうストーリーが多く、子どものいない私が読んでも3箇所くらい涙が溢れて来た箇所がありました。

また、ストーリーは全て実話でリアリティがある上に、「アスペルガーとは学術的にどういうものかを知る」「アスペルガーと暮らす苦労を理解する、共感する」といった過程をすっ飛ばして「子どもの暴力癖を直す」「子どもの構ってちゃん癖を直す」「おねしょを直す」などの直す過程の描写にフォーカスしているのですごく具体的です。

しかも、紹介されている様々な問題行動を直すまでの過程が全て「即効」であり、その方法の斬新さと、苦労から救われたお母さんの喜びとが相まって更に感動を呼びます。

アスペルガーの子どもの子育てに悩んでいるという方や、私のように「将来子どもが生まれたとき、遺伝でアスペルガーな子どもが生まれている可能性があるな」と思っている人には是非オススメです。



なお、このマンガには元となる文章版があり、文章版の方ではマンガ版で紹介しきれなかったエピソードも紹介されているので、マンガでなくてもよいのでもっと読みたいという方は、以下の文章版もオススメです。




<番外編:有名なあのシリーズの中で1冊選ぶとすれば>

ちなみにこの他で有名なマンガには「旦那さんはアスペルガー」シリーズがありますが、1冊選ぶなら「家族のためのアスペルガー症候群とのつきあい方―知っていればお互いラクになる (COSMIC MOOK)」が最もわかりやすく、内容も実践的です。

アスペルガー夫と定型発達妻にありがちな、妻から見ると理解不能な言動の理由やそれへの対処法がひとつひとつわかりやすく書かれている上に、監修している医師の解説もアスペルガー症候群を理解するのにわかりやすい言葉で書かれていますのでおすすめです。

構成は見開き2ページの中に上半分にマンガ、下半分に解説がついているという構成で進んで行くので、文章が苦手な方は上のマンガだけ読んで下の文章は読み飛ばすとよいかもしれません。

なお、もし気に入ったらこの著者の他のマンガを読んでみるのも読んでみるのもよいかもしれませんが、この本以外のマンガ「旦那さんはアスペルガー」シリーズは「アスペルガー夫あるある」のような、アスペルガー夫の日常を書いたコミックエッセイのような内容や、定型発達の妻である自分がいかに苦労しているかという内容が多く、アスペルガー夫の特徴はわかるかもしれませんが、対応策などはほとんど載っていないものが多いです。

また、アスペルガー症候群には口が達者な「積極奇異型(アスペルガーの大多数はこれです)」、自分からは話しかけないが話しかけられると会話する受け身な「受動型」、自分からも話しかけないし話しかけられても話さない「孤立型」の3タイプがいますが、このシリーズのモデルになっている旦那さんは「受動型」というタイプのようですので、積極奇異型のアスペルガーの方とは少し行動パターンが異なるところがあります。

私は積極奇異型なので、このモデルの旦那さんの言動とはだいぶ違う部分も多かったです。





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