アスペルガー症候群ランキング 忍者ブログ

アスペルガー夫の特徴と対応策ブログ

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > アスペルガーの特徴 > アスペルガーの人は間違いは正さないと気が済まない 〜授業中に先生の誤りを公然と訂正し続けていた私〜

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アスペルガーの人は間違いは正さないと気が済まない 〜授業中に先生の誤りを公然と訂正し続けていた私〜

アスペルガーの人は相手の言葉を言葉の意味そのままでしか受け取れませんし、相手が間違ったことを言うとつい修正してしまう癖がある上に、頭の中で相手の言葉を変換するという作業に疲れてしまうことがあるため、言い間違いや考え方の間違いを訂正しないと気が済みません。




私は小学校の頃から先生や友達の言い間違いや、説明の間違っている点をよく指摘していた記憶があります。

特に私は学校の授業がつまらなすぎて嫌いだったので、先生をはじめとする他人の説明や言葉の間違いを直すことは数少ない暇つぶしとなっていました。

中学校3年生になると高校受験対策の勉強も進んでいましたので、学校の授業ではほとんど全ての科目で先生の説明の間違いを直していた気がします。

特に国語の授業は顕著で、授業1コマにつき1回は先生の間違いを正すようになっていました。

その場で、公然と先生の間違いを正していたので、先生にはかなり失礼なことをしていたと思います。

私の妻は日常会話の中で言い間違いがかなり多い方で、二人で雑談をしている際の良い間違いはだいぶスルーできるようになりましたが、さすがに二人で家庭のことや将来のことなどの話し合いをしている時は言い間違いについて確認しないと話が進みません。

特に私は言葉の裏の意味を理解できず、相手の言葉のニュアンスに基づいて自分の考えを話すということはできませんので、言い間違いは都度正さないと話し合いができません。

この言い間違いを正すことが続くと、妻は「そんなことはニュアンスでわかるでしょ。どうしていちいち直すのか。」と怒ります。

しかし、アスペルガーの人は相手の言葉のニュアンスはわからない上に、もともと言葉の言い間違いは訂正しないと気が済まないので、言い間違いを訂正することを否定されると困ってしまうのです。

また、飲み会などで皆で話している時に、誰かが明らかな言い間違いをして、一瞬みんなの会話が止まるということがあると思います。

アスペルガーの人は特に言い間違いが気になるので、誰かが言い間違えるとほとんど間違いなく言葉が止まります。

一度、私と妻が参加した飲み会で、私が(いつものように)スピーチ調にしゃべっていた際、妻が相槌を入れようとしたら言い間違いをし、私の言葉が止まったことがありました。

この翌日、妻から「なぜ私が言い間違いをした時に、それまでは独壇場で話をしていたのにいきなり止まるのか。あのような対応をされると辛い。」と言われました。

しかし、飲み会でよくある「誰かの言い間違いで、一瞬会話が止まる」という現象は、特に言い間違いが気になるアスペルガーではよくあることなのです。

アスペルガーの人は「人前で間違いを正すのは失礼になる場合がある」という点をちゃんと学んで理解すると、少なくとも公然の場で誰かの間違いを直すというのはある程度止めることができます。

また、アスペルガーの夫を持つ妻は「人前で間違いを正すのは失礼になる場合がある」という点を、(感情論ではなく)そもそものマナーであるという点を夫に伝える必要があります。

この話をする際は「あなたを責める意図はない。」という点を先に伝えることが効果的です。

また、アスペルガーは誰かのおかしな考え方や言い間違いを聞くと、頭の中で直さないと気が済まないという脳の構造をしているというだけなので、もし誰かが変なことを言ってアスペルガーの発言が止まっても、奥さんは気にせずスルーするというのが最も重要な対応策です。




にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村
PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP