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アスペルガーの人は短期記憶(今日の家事など)より長期記憶(昔の思い出など)の方が優れている 〜トイレの便座を下ろせず妻を泣かせる私〜

アスペルガーの人は短期記憶(今日の家事など)より長期記憶(昔の思い出など)の方が優れている傾向にあります。




だから、自分の興味のある話はかなり昔のことでも覚えている一方で、家事などはよく忘れものをします。

私も「ジムに行った帰りにコンビニで水を買って来て」と妻に言われていたのに買って来るのを忘れる、市役所の帰りに郵便局に行く予定だったのに市役所の用事が終わったらそのまま帰ってくるなど、軽い忘れ物はしょっちゅうです。

「トイレの後は便座を下ろして」と妻に言われて言われているのですが、毎回便座を下ろし忘れ、妻に「このようなことすらできないのであれば、今後家庭をうまくやっていけるのかどうか不安だ。」と泣かれたこともありました。

アスペルガーは興味のあることには異常なほどの記憶力があるため、周囲からは「記憶力がいい。」と言われていることが多いです。
これは私も同様です。

だけど、実際に得意なのは長期記憶(昔の思い出など)だけであり、短期記憶(今日の家事など)は苦手なので、身の回りのものの忘れ物はしょっちゅうします。

それなのにアスペルガーの夫に対して「この人は記憶力がよい」というざっくりした認識でいると、家事などの忘れ物が続いた時に「この人は記憶力がいいのに、こんなに家事を『忘れた』というなんて、本当は家事に協力する気がないのではないか。」と定型発達の奥さんが悩んでしまうことになります。

アスペルガーの人はどうしたら周囲の問題を解決できるかには強い興味を持っているので、「家事に追われて大変な奥さんをどうしたら助けられるか。」についてもよく考えている場合が多く、私もそれはいつも考えています。

共働きであれば定期的に家事代行を頼めばだいぶ解決できるのですが、それでも全てを家事代行やお手伝いさんに任せられるほど余裕がある家庭はかなり少ないので、家事は分担でやることになります。

そんな時、アスペルガー夫が家事のやり忘れを連発すると、奥さんはストレスがたまります。

「これなら自分が全部やる方がいいのではないか。」と考えてしまう奥さんもいますが、それだけは(よほど家事能力がパーフェクトで時間も有り余っている奥さん以外は)絶対に誰も幸せになれません。

だから、家事のやり忘れをしやすい脳をしているアスペルガー夫に上手に指示を出し、しばらくは忘れ物をしても気にせずスルーして、ドライにやり直しさせるようにする方が有益です。

私の場合、期限を決められたことは(だいたいギリギリになりますが)守れることが多く「18時に友達が来るからそれまでにトイレを掃除しておいて」というように指示をしてもらえると、だいたい忘れずにやることができます。

アスペルガーはついさっき言われたこと、つい昨日言われたことは忘れやすく、小さな忘れ物はしょっちゅう起こるので、定型発達の方はそれくらいのことで泣くのではなく、アスペルガーだからしょうがない、というように気にしない方が楽に過ごせます。

そして、どうしても忘れて欲しくない家事については期限を併せて指示を出す、リストを目に見える形にして伝える、直前にリマインドの連絡をする、などをすると効果的です。

私たちはやることが多い場合はevernote(エバーノート)に作ったリストを共有し、忘れ物を防ぐようにするなど工夫しています。

あとは、最近は妻が私の忘れ物にだいぶ慣れて来てくれ、私が忘れ物連発してもドライにスルーしてくれているのでそれも助かっています。




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