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アスペルガーの人にとって気持ちに関する話し合いは大事ではない 〜あの時に私はこう思ったと熱弁する妻の行動を理解できない私〜

定型発達の人は「パートナーと気持ちに関する話し合いをしたいし、それは大事なことだ」と思うことが多いようですが、アスペルガーの人にとっては気持ちに関する話し合いは大事なことではありません。




私は気持ちに関する話が苦手ですし、妻には「気持ちを話してくれない」「どう考えているのかわからないからしんどい」と叱責されることが多いです。

私にとっては人間関係において、気持ちに関する話し合いは一切不要です。

私には「相手がどういう気持ちでいるか」は興味がない話ですし、例え定型発達の人であっても「相手の気持ちを理解する」ということが完全にできるわけではないので、どちらも相手の気持ちの理解をあまり重視しない方が幸せに生きやすいのではないかと思っています。

ところが定型発達の人は(特に夫婦では)それが必要だと感じています。

妻は「あの時、私はこのように感じて、こういう風に思って、こんなことを言ったんだ。」ということを一生懸命私に訴えることがあります。

それに対して私は「なんでこんなに自分の気持ちを一生懸命説明しているんだろう。それに何か意味があるのか。その気持ちであったということは説明を受けて今わかったが、それで結論は何なんだ。」と思っていましたし、今でも思うことがあります。

妻にもつらいことがあったのでしょうから私もできる範囲で聞きますが、そのような話はたいがい感情のままに話すのでまとまりがなく、話はあちこち飛ぶというようなアスペルガーに取っては聞くのが耐え難いような話し方である上に、30分とか、1時間とか、2時間とか続きます。

その上、私が「また今度にしてほしい」と言っても一方的に話が続くことがあります。

その時、私の心に何らかの不快な感情があるときは、私の方もそれを表現するのが苦手なので、ただ聞いているだけでも辛いのです。


アスペルガーの人はそもそも話し合い自体が好きではない人が多いです。

「そもそも世の中のほとんどの人は話し合いを重視しすぎている。」と考えている人もいます。

アスペルガーの人の多くは論理的に考えることが得意で、他人の気持ちよりも物事の問題解決に関心がある上に、自分の意見に自信があり、もし自分が不快な感情になった際はその感情を説明するのを苦手なので、「話し合いをするよりも、みんなが俺の言うことを聞いていた方が、物事はスムーズに解決するのではないか。」と思ってしまうことが多いです。

だから、話し合い自体は嫌いですし、意味があるとも思えない場面が多いです。


アスペルガーのパートナーがこのような言動をし、これにより夫婦の問題が深刻になる場合や、どうしても話し合いがしたい時は、二人でカウンセリングに行き、カウンセラーを交えて話し合いをするという方法が有効です。

また、話し合いをする際は短く端的に話し合わないとアスペルガーの方の心がパンクしてしまうので、

・事前に話し合いの議案を伝えておく
・事前に話し合う時間を決めておく
・話は前提条件・最大の問題点・考えられる主な解決策とメリットデメリット・その他の考えられる問題点、などを事前に頭の中にまとめておいて、短く話す
・アスペルガーであるパートナーを責める意図はないことを最初にあらかじめ伝える
・問題点はあれもこれも言わず、一つずつ話し合いを進める
・「アスペルガーである以上治せない」点を治すための話し合いはしない

などの準備をして話し合いをすることもコツです。




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